ドコモメールで「迷惑メールフォルダ」導入、DMARCポリシーの「隔離」に対応開始

2025年2月13日(木)21時23分 マイナビニュース


NTTドコモは2月13日より、同社の電子メールサービス「ドコモメール」において、全ユーザーを対象とした「迷惑メールフォルダ」を導入し、DMARCポリシーの「隔離」への対応を開始した。
この「迷惑メールフォルダ」機能およびDMARCの「隔離」への対応はこれまでで「あんしんセキュリティ」「あんしんセキュリティ スタンダードプラン」「あんしんセキュリティ トータルプラン」を契約しているユーザーのみに提供されていたが、2月13日以降はドコモメールの全ユーザーが無料で利用できるようになる。
「迷惑メールフォルダ」は、ドコモメールのサーバに届いたメールのうち、送信ドメイン認証技術「DMARC」の判定で「隔離」とされたメールと、ドコモの迷惑メール対策に沿った基準で迷惑メールに判定されたメールが隔離されるフォルダ。このフォルダに送られたメールは、受信から30日後に自動で削除される。
ドコモメールではこれまで、DMARCポリシーの「拒否」のみに対応しており、DMARCで「拒否」とされたメールとドコモの迷惑メール対策に沿った基準で迷惑メールに判定されたメールは受信拒否されていた。
今後もDMARCで「拒否」とされたメールは受信拒否されるが、ドコモの迷惑メール対策に沿った基準で迷惑メールに判定されたメールは「迷惑メールフォルダ」に隔離された状態で保存されることになる。これにより、各種の認証メールが誤って迷惑メールと判断されてしまった際などにもそのメールを回復できるようになる。またDMARCで「隔離」とされるメールは、これまでであれば通常の受信ボックスに届いてしまっていたところ、「迷惑メールフォルダ」に隔離された状態で保存されることになるため、安全性が高まる。
※メ—ルの件名、本文、ヘッダ情報等による拒否機能は有料セキュリティ対策サービス「あんしんセキュリティ」「あんしんセキュリティ スタンダードプラン」「あんしんセキュリティ トータルプラン」で利用できる機能。

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