“ポスト・Apple Watch”の有力候補!? 「Xiaomi Watch S3」は通話もできて2万円以下

2024年3月2日(土)20時50分 All About

2024年2月27日発売のスマートウォッチ「Xiaomi Watch S3」は、“ポスト・Apple Watch”の有力候補として注目のデバイスです。「Xiaomi Watch S3」の魅力に迫ります。

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2024年2月27日に発売されたスマートウォッチ「Xiaomi Watch S3」(1万8980円)。Bluetooth通話機能を搭載しており、“ポスト・Apple Watch”の有力候補として注目したいデバイスです。
この記事ではXiaomi Watch S3の機能と魅力を紹介します。

1回の充電で最大15日間まで使用可能

Xiaomi Watch S3の本体サイズは47mm×47mm×12mm、重さは44g (ストラップを除く)。1.43インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイで、バッテリー容量は486mAhです。
充電器はマグネット式で、1回充電すれば最大15日間の利用が可能。また急速充電に対応しており、5分間の充電で最大2日間の利用が可能です。カラーはシルバー/ブラックの2種類を用意しています。

健康管理機能も充実! 心拍数は12のチャネルで細かいデータを取得

スマートウォッチといえば健康管理機能を搭載したモデルが多いのが特徴。
Xiaomi Watch S3は血中酸素レベルの測定や、心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、ストレスモニタリング、女性の健康管理、深呼吸エクササイズ機能を備えています。
特に心拍数に関しては、12のチャネルによる「心拍数モニタリングモジュール」で詳細なデータを取得できます。また、睡眠モニタリングでは、酸素飽和度と呼吸データを解析する睡眠アルゴリズムを利用できます。

ウィンタースポーツにも対応! 150種類以上の「スポーツモード」

また、Xiaomi Watch S3は運動中の消費カロリーや移動距離などを表示できる「スポーツモード」も搭載しており、デュアルセンサーによる正確なモーション検出や、GPS(5つの衛星測位システム)による位置情報の記録が可能となっています。
5ATMの防水性能(水深50メートルで防水性能を10分間保持できるレベル)のため、スイミングプールでも使用可能。スポーツモードで対応している種目は、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツも含む150種以上に及びます。

「クイックジェスチャーコントロール」機能により、手首の動きでBluetoothを経由した通話拒否、Alexaの起動、天気情報の表示、写真撮影などが可能。運動中でも容易に操作できます。

ストラップ&ベゼルを着せ替えできる”ファッションスマートウォッチ”

Xiaomi Watch S3には、別売りのストラップ&ベゼル(文字盤の周りにあるリング状の部品)が用意されています。

カラーはオーシャンブルー(3980円)、クロムイエロー(6480円)、デュアルトーンセラミック(6480円)、レインボー(6980円)。着せ替え感覚でストラップ&ベゼルを交換することができます。
ユニークなのは、ベゼルを交換するとベゼルに合わせた専用のウォッチフェイスに自動変更される点。ただウォッチフェイスは数百種類用意されており、手動で好みのデザインに変更することもできます。

“ポストApple Watch”として期待できるポイントは?

Apple Watchはアプリのインストールにも対応している高性能なスマートウォッチですが、特に便利な点といえば、iPhoneに届く通知や着信をApple Watchでも受けられるところではないでしょうか。
実はXiaomi Watch S3でも、アプリ「Mi Fitness」で連携すればiPhoneの通知・通話機能を利用することができます。内蔵しているスピーカーとマイクによって、iPhoneにかかってきた電話をハンズフリーでとることができ、Apple Watchのように応答できるのです。

Xiaomi Watch S3は、Apple Watchのようにアプリの追加をすることはできませんが、スマートウォッチとしての基本機能は充実しています。
また、Apple Watchはバッテリーの持続時間が短い(例:「Apple Watch Series 9」のバッテリー持続時間は一晩の充電で18時間)のが最大の弱点であるのに対し、「Xiaomi Watch S3」のバッテリーは大幅に長持ちするといえます。
基本的な機能が使えるスマートウォッチを探している人にとっては、「Xiaomi Watch S3」はおすすめのスマートウォッチです。
※価格はすべて税込です
※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正いたします(3月4日11時50分:編集部追記)
誤:1回の充電で最大15時間まで使用可能 正:1回の充電で最大15日間まで使用可能
(文:伊藤 浩一(スマートフォンガイド))

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