Google、Amazon、Meta、原子力発電容量を2050年までに3倍にする誓約に署名

2025年3月13日(木)10時31分 ITmedia NEWS

 原子力産業を代表する国際組織World Nuclear Association(世界原子力協会)は3月12日(現地時間)、エネルギー安全保障、レジリエンスの強化、継続的なクリーンエネルギーの提供における原子力エネルギーの不可欠な役割を強調する誓約「Tripling Global Nuclear Energy Capacity」を発表した。Google、Amazon、Metaなど14社がこの誓約に署名した。
 この誓約は、2050年までに世界の原子力発電容量を3倍にするという目標を掲げる。参加企業は、将来の成長に必要な、クリーンで安定した豊富な原子力エネルギーの必要性を認識しており、エネルギーのレジリエンスと安全保障の目標も同時に達成しようとしている。
 Google、Amazon、Metaは昨年それぞれに、原子力発電に関連する取り組みを発表している。Microsoftも昨年9月に原発の電力購入を発表したが、この誓約には署名していない。
 署名した14社は、Allseas、Amazon、Bureau Veritas、Carbon3Energy、Clean Energy Buyers Alliance、Core Power、Dow、Fly Green Alliance、Google、Lloyd's Register、Meta、Occidental、OSGE、Siemens Energy。

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