Apple Intelligence対応のiPhone/iPadだけで画像生成できる「Image Playground」の使い方
2025年4月21日(月)18時10分 ITmedia Mobile
「Image Playground」も日本語環境で使えるようになった
なお、本稿で紹介する手順はiOS 18.4にアップデートした「iPhone 15 Pro」で検証している。バージョンや機種が異なる場合には、細かい差異があるかもしれない点については、あらかじめご承知おきいただきたい。
●基本的な画像生成の手順
Image Playgroundアプリは、Apple純正の画像生成アプリだ。同アプリを起動すると、生成した画像のライブラリが表示される。まずは下部にある「+」をタップして画像生成の画面を開こう。なお、初回操作では表示が異なるが、画面の指示通りに操作すればOKだ。
画像生成の画面が開いたら、画面下部に表示される領域を左右にスワイプし、「テーマ」「コスチューム」「アクセサリ」「場所」など項目ごとにあるキーワードを選択しよう。これだけでもキーワードに沿った画像が生成される。
続いて、任意のキーワードをテキストで入力することで、選択した「テーマ」などと組み合わせた画像を生成できる。例えば、先述したテーマで「星空」を選んでおき、続けてキーワードで「フクロウ」と入力すれば、星空を背景にしたフクロウのイラストが生成されるといった具合だ。
生成された画像を左右にスワイプすることで、複数の候補を選択できる。なお、画面右下にある「+」ボタンをタップし、「アニメ」「イラスト」「スケッチ」という3つのスタイルを選ぶことで、生成される画像の傾向が大きく変わることも知っておこう。気に入った画像が生成できたら、画面右上にある「完了」をタップすることで、生成した画像を保存できる。
ただし、この状態では生成した画像はImage Playgroundアプリの中で管理されているだけだ。「写真」アプリに画像を保存したい場合には、別途、画面左下の共有アイコンから「画像を保存」を選択する。
●既存画像をもとにした生成も可能
ここまでに紹介した手順以外にも、既存の画像をもとにした画像生成のアプローチがある。例えば、画面右下にある人のアイコンをタップすれば、「写真」アプリ内に保存されている人物の候補を表示可能だ。
また、画面右下の「+」アイコンをタップして、「写真を選択」または「写真を撮影」を選べば、人以外の画像を利用して画像生成を行える。
本稿では、詳細な手順は割愛するが、手元に対応デバイスがあれば、これらの操作も試してみると良いだろう。