フォステクスのRPヘッドホン「T60RP」が「mk2」へと進化

2025年4月22日(火)14時16分 マイナビニュース


フォスター電機は、フォステクスが独自開発した全面駆動型平面振動板ドライバーの第4世代RPドライバーを搭載したヘッドホン「T60RPmk2」を2025年4月下旬に発売する。価格はオープン、市場想定価格は72,000円前後。フォステクス・オンラインショップでは予約受付が始まっている。
「T60RPmk4」は、50年に亘り、自社技術で改良を重ねるRPテクノロジーの全面駆動型平面振動板ドライバーの第4世代となるドライバーを搭載したヘッドホン。第4世代RPドライバーでは、平面振動板の振動領域の拡大と均一化のため、振動板を挟み込むマグネットを増量しプリンテッドコイルのパターン形状を新設計。さらに、磁気回路の構成部品も一新して磁束分布を最適化することで振動板の不要共振を抑え、鋭いレスポンスでの音の立上がりと立下がりを実現している。これまでに培った様々な技術を全面的に導入して開発された第4世代RPドライバーは、感度の向上、モニタリングしやすい滑らかな周波数特性、優れた過渡特性を同時に達成しているとのことだ。重低音域から高音域までを、正確かつ繊細に再生可能とすることで、正確な定位感と音場の再現能力を従来よりさらに向上させており、また、従来同様に自社工場での一環製造により、高い品質を提供する。
セミオープン型ハウジングは、黒胡桃無垢材を使用。豊かでしっかりとした低音域の深みから、濁りが無く伸びやかな高音域まで、聴き心地の良い自然なサウンドを楽しめる。ハウジングの左右にコネクタを装備し、新開発のYケーブルによる接続を採用。2極3.5 mmのコネクタにより、リケーブルの対応性を向上し、汎用性を高めた。なお、ケーブルには高音質OFC導体を採用している。別売で、φ4.4mmのバランスケーブル「ET-RP4.4BL2Y」も用意。こちらの市場想定価格は、14,000円前後。
イヤーパッドは、装着感を追求した低反発のアラウンドイヤー型を採用し、長時間のリスニングでも快適に利用できる。また別売オプションとして、東レのUltrasuede採用イヤーパッド「EX-EP-RP-SUEDE」を用意。市場想定価格は、13,200円となっている。
主な仕様は以下の通り。
型式:セミオープンダイナミック型
ドライバー:RP方式平面振動板
インピーダンス:28Ω
感度:96dB/mW
最大入力:3,000mW
再生周波数帯域:10〜40,000Hz
本体質量:約360g(ケーブル含まず)
本体のほか、φ3.5mm(2極)ミニプラグx2(L,R) - φ3.5mm(3極)ステレオミニプラグ・ケーブル(2m)、φ3.5mm - φ6.3mmステレオフォーン変換コネクタなどが付属する。

マイナビニュース

「ヘッドホン」をもっと詳しく

「ヘッドホン」のニュース

「ヘッドホン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ