日立、繊細な衣類も標準コースでまとめて洗える新「ビートウォッシュ」

日立グローバルライフソリューションズは4月22日、高濃度洗剤液と大流量で高い洗浄力を実現する「ナイアガラ ビート洗浄」を進化させたタテ型全自動洗濯機「ビートウォッシュ」シリーズ5製品を発表した。価格はオープンで、6月中旬に発売する。直販価格は157,080円〜263,780円前後。
新モデルでは洗濯羽根の回転数や運転時間などの制御を見直し、やさしく衣類を入れ替える洗濯羽根と、布傷みを抑えた洗い方を採り入れることで、下線2本が付いた家庭洗濯マークのあるキャミソールなど、非常に弱い水流で洗うべき衣類も洗濯標準コースで通常衣類と一緒に洗えるようになった。ただし乾燥や高濃度つけおきとの組み合わせはできない。また、手洗い洗濯マークがある衣類はおしゃれ着コースで洗う必要がある。
水彩絵の具などの落ちにくい汚れにフォーカスした「パワフル」コースも新搭載。洗剤液の循環を促進し、衣類を効果的に動かすことで汚れを浮かして落とすもので、標準洗濯より時間はかかるが、汚れをしっかり落としたいときに役立つコースとなる。
デザインは従来同等で、衣類が取り出しやすく投入口が低いコンパクトな本体に、洗濯槽が見える透明窓を備えた天板を備えている。ラインナップは、洗濯中の衣類を覗ける透明窓が天板に付いたBW-X120M（容量12kg）／X100M（容量10kg）／X90M（容量9kg）／V100M（容量10kg）／V80M（容量8kg）の5種類。
このほか透明窓がないデザインの全自動洗濯機「BW-V70M」を6月中旬に、AIお洗濯機能や乾燥機能を備えたタテ型洗濯乾燥機「BW-DX100M」「BW-DV80M」を6月下旬に発売する。