日立製作所とエッジソン・マネジメント協会が次世代リーダー育成を目的とした「青田創り」プログラムを実施
2025年4月30日(水)17時47分 PR TIMES
株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170、以下当社)が設立した一般社団法人エッジソン・マネジメント協会は、株式会社日立製作所と合同で、高校生、高専生を対象に次世代リーダー育成を目的とした「青田創り」プログラムを日立研究所(茨城県)にて開催したことをお知らせいたします。本プログラムは、学生と社会人の多世代が同じテーブルで「ありたい未来」と現在の日本の社会課題について議論を行う画期的な取り組みです。今後も一般社団法人エッジソン・マネジメント協会では、企業、行政、学校の垣根を超えて、日本を代表する大企業とともに「青田創り」に向けた取り組みを実施してまいります。
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今求められる「次世代リーダー育成」
現代の日本では急速な少子高齢化に伴い、深刻な人材不足が企業経営を圧迫しています。
帝国データバンクが2025年3月に発表した調査によると、国内企業の67.8%が次世代を担う「リーダー人材」の不足を痛感しており、企業の人材採用、人材育成という面でも喫緊の大きな課題となっています。(※)
将来の労働人口を危惧する声が多くあがっている現在、企業が個別に優秀な人材を奪い合う「青田買い」ではなく、産官学が連携し、日本全体で優秀な若者を育てる「青田創り」への発想転換が不可欠です。
このような背景を踏まえ、一般社団法人エッジソン・マネジメント協会は、「日本を世界で最も若者が育つ社会へ」を理念に掲げ、各機関で独立した取り組みを行うのではなく、企業、教育機関、官公庁など産官学で連携し「次世代リーダー」の育成、および、その仕組みづくりに取り組んでいます。
※2025年3月18日、帝国データバンク「リーダー人材不足に関する企業の意識調査」(https://www.tdb.co.jp/report/economic/20250318-leadergap/)より
今回の取り組み
本プログラムは「青田創り」を目的に「未来と現実をつなぐ」をテーマとして、「MIRAI(未来)」と「BRIDGE(橋)」をかけ合わせ「MIRA-GE(ミラッジ)」と名付けています。
「MIRA-GE(ミラッジ)」は、高校生・大学生・社会人など幅広い世代が同じテーブルで膝を突き合わせて議論する、新しい形式のワークショップとなっています。
第8回を迎えた今回は、株式会社日立製作所の協力のもと日立研究所内にて開催され、茨城県内の高校生、高専生計23名が参加しました。
第1部では、株式会社日立製作所のエンジニア社員より、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の企業パビリオンで展示予定の最新技術を紹介いただきました。
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【イベント概要】
‐ 日時:2025年3月24日(月)
‐ 主催:一般社団法人エッジソン・マネジメント協会
‐ 協力:株式会社日立製作所
‐ 場所:株式会社日立製作所 日立研究所
‐ プログラム
‐ 第1部 株式会社日立製作所社員より「未来の技術」についてプレゼンテーション
‐ 第2部 「ありたい未来」について多世代でディスカッション
‐ 参加学生所属高校(五十音順)
‐ 茨城県立土浦第一高等学校
‐ 茨城県立土浦第三高等学校
‐ 茨城工業高等専門学校
他
【茨城県立土浦第ー高等学校 橘内敏江教諭からのコメント】
高校生の生徒たちが社会人の方々と同じテーブルにつき、同じ時代に生きる仲間として、「未来」について、対等に熱く語り合い、困難を見定めて、さらにそれを打開するために、今から自分たちでできることに焦点化していく。
それら一連のワークを通して、普段は自分の「未来」についてしか考えられずに不安しかない生徒たちが、今まで経験したことのない知的レベルのコミュニケーションを体験し、かえって、自分ではなく地域や世界の「未来」について意見を交わしともに考え、その実現のために自分ができることを考えていくことで、自分や地域の可能性を再認識し、自己肯定感や将来について明るいイメージを抱くことができるのは、不思議だけれど、「ともに」というのがポイントなのかもしれない。
なかでも、地元の、マイナス要因であったはずの特徴について、プラス要因に捉えなおして、それを生かし続けるために何ができるか懸命に考えていくという転換点があった。それは自分自身を見る目が良い方向へ変容していくこととも重なり、教員としてその瞬間に居合わせることができて、胸が熱くなりました。教員として、このような経験をもっともっと多くの生徒に提供したいと本当にそう思いました。
今後の展望
一般社団法人エッジソン・マネジメント協会では、「日本を、世界で最も若者が育つ社会へ」を目的に、日本を代表する大企業や教育機関など産官学で連携し、中学生から大学1、2年生を対象に「青田創り」プログラムと称し様々な活動を行っています。
今後も、日本を代表する大企業とともに「青田創り」に向けた取り組みを実施することで、企業や教育機関の垣根を超えて、若者の育成に情熱を持つ方との連携を深め、日本全国を対象とした若年層へのキャリア醸成、および、次世代リーダーの育成・輩出に注力していきます。
■過去の「MIRA-GE」実施実績
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※2025年5月には九段中等にて、6月には日比谷高校にて再度実施予定、
8月には「出島メッセ長崎」にて、4日間合宿型プログラム「MIRA-GE next」を実施予定
一般社団法人 エッジソン・マネジメント協会について
「日本を、世界で最も若者が育つ社会」にすることを目的に、2022年に株式会社リンクアンドモチベーションが設立。短期的な狩猟型の「青田買い」ではなく長期的な農耕型の「青田創り」を進めるべく、日本を代表する企業のビジネスパーソンや大学関係者、官公庁関係者が企業・組織の垣根を越えて参画し、「高い志を持ち、自ら新たな目的・志に尖ることのできる人材」の育成に取り組んでいる。大阪・関西万博TEAM EXPO 2025に向けた「次世代共創リーダー育成プロジェクト」を中心に、さまざまな産官学連携プロジェクトが進行中。直近、NIKKEIリスキリングや人事向け媒体などメディア掲載多数。
※一般社団法人エッジソンマネジメント協会 HPはこちら(https://www.edgeson-management.jp/)
プロフィール
株式会社リンクアンドモチベーション エグゼクティブディレクター
一般社団法人『エッジソン・マネジメント協会』代表理事
早稲田大学/同志社大学/大阪公立大学 非常勤講師
早稲田大学 モチベーションサイエンス研究所 招聘研究員
樫原 洋平
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6682/511/6682-511-ac45f9d5e24192028aa45d744378014d-345x225.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]一橋大学経済学部卒業後、2003年にリンクアンドモチベーション入社。メガバンク、総合商社、グローバルメーカー、インフラ、ITなど多様な業界の採用コンサルティングに100社以上従事。また、大学教育事業を立ち上げ、産学連携での教育プログラムを開発、実行。早稲田大学/同志社大学などで非常勤講師を務める。2022年にパナソニックグループ、日立製作所、清水建設、京セラ、早稲田大学、同志社大学の産学から理事を迎え、一般社団法人『エッジソン・マネジメント協会』を立ち上げ。著書に『エッジソン・マネジメント』(PHP研究所)。専門は若手の採用・活用・育成。
リンクアンドモチベーションの概要
・代表取締役会長:小笹 芳央
・資本金:13億8,061万円
・証券コード:2170(東証プライム)
・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
・創業:2000年4月
・事業内容
組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)
個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)
マッチングDivision(ALT配置事業、人材紹介事業)
ベンチャー・インキュベーション