パナソニック、未加熱のフライを揚げ調理できる新スチームオーブンレンジ
2025年4月23日(水)13時27分 マイナビニュース
パナソニックは4月22日、新機能「おまかせ熱風フライ」を搭載したスチームオーブンレンジ「ビストロ NE-UBS10D」(以下、NE-UBS10D)を発表した。6月上旬に発売する。価格はオープンで、直販価格は158,400円。
「ビストロ」シリーズはパナソニック調理家電のプレミアムライン。今回のNE-UBS10Dは同社スチームオーブンレンジの最上位機種にあたり、グリル機能/レンジ機能/スチーム機能/オーブン機能を駆使した調理が行える。
新機能として、2024年に発売した前モデル「NE-UBS10C」から新たに「おまかせ熱風フライ」を追加した。
「おまかせ熱風フライ」は、コロッケやフライなど未加熱の冷凍揚げ物に油を付け、NE-UBS10Dのヒートグリル皿へ乗せて、アプリで調理食品や条件を選択すると、最適な熱風で自動揚げ焼き調理ができる機能。鍋で揚げる場合に比べて使う油の量が少なくヘルシーに仕上がるほか、調理後の油の処理や掃除なども不要となる。
このほか食材をボウルでまとめて調理する「ワンボウル調理」では、新たにスープの調理が可能になった。豚汁やコンソメスープなどに対応し、冷凍・冷蔵食材が混在していても分量に応じて自動で火加減を調整しながら加熱する。
庫内容量は30Lで、操作は前面のタッチ液晶。レンジ機能の出力はベース600W、最高1000W(約5分)。オーブン段数は2段で、オーブン機能の温度調節範囲は70〜300度。本体サイズは幅494×奥行435×高さ370mm、重さは約19.7kg。
パナソニックでは「ビストロ」シリーズを使う際に献立や困りごとなどを気軽に相談できる「Bistroアシスタント」サービスを、4月22日にスタートした。
同サービスでは、LINE公式アカウント上で、AIが調理中の疑問にリアルタイムで応対したり、ユーザーの好みやライフスタイルに合わせたレシピ提案する。利用料金は、ビストロ所有者の場合で月額330円(初月無料)。ビストロを持っていないユーザーは最新ビストロ(2025年4月23日時点ではNE-UBS10C)をレンタルしながら使えるプランが月額3,980円で利用できる(最低利用期間36カ月)。