「このイケメンは逃したらいかん」 “片思い歴22年”の45歳妻 妄想デートを繰り返し……家族も驚き「実在の人物なの!?」【新婚さんいらっしゃい!】
2025年5月4日(日)11時2分 ねとらぼ
新婚さんいらっしゃい!
●出会いは20代
夫は廃棄物のリサイクル会社、妻は中学校の特別支援学級で勤務しています。大学時代のバイト先で出会った2人。妻は第一印象で一目ぼれし、「このイケメンは逃したらいかん」と思うも、「相手にされんだろう」と片思いを胸に秘め、“友だち枠”で近くにいることを選択します。一方の夫は「明るくて楽しい人」と、友人としての関係を自然に続けていたそうです。
●妄想デートに、肩すかし……22年間の片思いロード
そんな妻が特に思い出に残っているという“片思いスポット”を夫婦で巡ることに。最初に訪れたのは熊本城。出会った当初から、妻が1人で訪れては「もし彼と来られたら」と、妄想デートを繰り広げていた聖地です。
続いて向かったのは、海中水族館シードーナツ。片思いをして4年目の夏、魚が好きな彼の話を聞き、思いきって初デートに誘った場所です。勇気を出して肩を寄せてみますが……思いがけず撃沈する結果に。
妻は「絶対に落とそう」と決意するも、ここからさらに18年が経過——。
そして最後に訪れたのは、八代港と隣接するくまモン公園。くまモン好きな2人が大いに盛り上がったこの日、写真嫌いの夫が初めて「写真を撮って」とお願いしてきた記念すべき場所で、友達から一歩前進できたタイミングでもあります。
●“50歳になったら結婚しよ?”→“今でもよくない?”
片思い22年目。妻が40歳を過ぎ、「もう無理かも」と思いながらも、「50歳でお互い独身だったら籍入れよう」と切り出したところ、夫はグレーな返答。しかし、時は流れ、2023年のキャンプでついに転機が訪れます。
友人たちが寝静まった夜、2人きりになった星空の下、例の“50歳結婚案”を再び話題にしたところ、まさかの「今でもよくない?」との返事が! とはいえ、本人いわく「お酒が入って楽しくなってただけ」とのこと。
●ついに告白→付き合ってないのにまさかのプロポーズ!?
決定打となったのは、夫が「ハウステンボスのイルミネーションを見たことがない」と言ったこと。
すかさず妻が部屋を予約し、同じ部屋で過ごすことに。深夜2時、ついに告白を決行すると——「俺も好きじゃないと来(こ)やんよ」との返答!
その直後、「とりあえず結婚すっか?」と、まさかのプロポーズが飛び出します。夫いわく、キャンプで過ごした時間が楽しく、「妻しかいない」と思うようになっていたとのこと。
●“実在の人物だったんだ……!” 家族も仰天
これまで“空想上の人物”のように話していた夫を連れてきた妻に、家族も驚愕。「実在の人物なの!?」と大騒ぎし、まさかの万歳三唱でお祝いしたのだとか。こうして2人は2023年12月に結婚。現在は22年分の思いをぶつけ合う爆笑新婚生活を送っているといいます。
●圧強めな“就寝ルーティン”にスタジオ爆笑 くまモンも祝福に
放送では、自宅でのルーティンも紹介。妻の圧がすさまじい“就寝タイム”に、MCの藤井さんが大爆笑。さらには、くまモンも祝福に駆け付け、スタジオは拍手と笑いに包まれました。