本国より先に登場した「HONOR 400 Lite」は、カメラボタン内蔵のミドルレンジモデル

2025年5月6日(火)10時5分 ITmedia Mobile

HONOR 400 Lite

 海外展開も積極的に行っているHONORは、4月に欧州で「HONOR 400 Lite」を発売しました。中国ではHONORの数字3桁モデルはコスパ重視の中核製品を担っていますが、海外ではカメラ性能の良い低価格モデルという位置付けで、「Lite」の名を付けたモデルを出しています。
 中国では現在、「HONOR 300」シリーズが販売中ですが、海外では一足先に400番台のモデルが登場したというわけです。4月にイタリア/ミラノを訪問したタイミングがちょうど発売直後だったこともあり、家電量販店の中に入っているHONORストアでもイチオシモデルとして販売されていました。
 プロセッサはMediaTekのDimensity 7025、ディスプレイは6.7型(2412×1080ピクセル)、輝度は3500ニトです。バッテリー容量は5230mAhで33W充電に対応しています。
 カメラは広角が1億800万画素、それに500万画素の超広角というシンプルな構成です。前モデルの「HONOR 200 Lite」は、さらに200万画素のマクロもありましたが、実用上はあまり重要度は高くないでしょう。デュアルカメラでも日常撮影は十分にカバーできます。
 本体側面を見ると、カメラボタンが新たに加わりました。タッチでカメラ起動、2回タッチでシャッター、指先を乗せてスライドで倍率変更と一通りの操作ができます。本体サイズは約161(幅)×74.6(奥行き)×7.3(高さ)mm、重量は約171gと比較的軽量です。イタリアではメモリ8GBとストレージ256GBの構成モデルが299.99ユーロ(約4万9000円)でした。
 高価格帯モデル以外でのシャッターボタンの搭載はあまり例がなく、HONORはこのモデルをカメラにも強い手ごろな価格の製品として売り込もうと考えているのでしょう。この動きは他のメーカーにも広がるかもしれません。

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