三菱UFJ信託、市場運用業務におけるネガティブニュースAIラベリングシステムを販売

2024年5月20日(月)15時36分 マイナビニュース

三菱UFJ信託銀行は5月20日、市場運用業務におけるAIネガティブニュースラベリングシステム「NAIS」の販売開始を発表した。AIを使った金融サービス開発を行うMILIZE社と共同で開発する「NAIS(News AI Searcher)」は、監督当局やニュースベンダーなど国内外複数の情報源から配信される重要なネガティブニュースを収集し、学習型AIを用いてユーザーの意向に沿ったラベリングも行える。
投資判断に影響を与える重要なネガティブニュースの分析に業務課題を認識した同社が2022年にMILIZE社と共同開発を開始したシステムは、同行でも市場運用業務におけるデューディリジェンス(Due diligence)評価に活用されており、今年の1月から金融機関向けに無償の試験提供(お試し版)も行っていた。今回、幅広い業種に向けて販売を開始する。
ロイターニュースを配信するLSEG(ロンドン証券取引所グループ)のデータ・アナリティクス部門、時事通信社の大手2社と契約締結を行っており、これとは別に監督当局情報も含んだ欧米系、日系のニュースを広くカバーし、サービスはクラウドで提供される。なお、無償の試験提供は引き続き継続される。

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