NTTドコモが住信SBIネット銀を子会社化、取得金額は約1108億円 - NTT島田社長「帯にも襷にもなるベストなパートナー」

2025年5月29日(木)20時10分 マイナビニュース


日本電信電話(以下、NTT)は5月29日、幅広い領域における協業関係の構築を目的として、SBIホールディングスと資本業務提携契約を締結することを同日開催の取締役会において決議したことを発表した。これに合わせて、NTT、SBIホールディングス、NTTドコモ、住信SBIネット銀行各社の社長による記者説明会が開催された。
NTTドコモは住信SBIネット銀行の普通株式を金融商品取引法に基づく公開買付けにより取得する。また、住信SBIネット銀行および三井住友信託銀行との間で業務提携契約を締結する。
NTTはSBIホールディングスが実施する第三者割当増資の引受けにより、SBIホールディングスの普通株式2700万株を取得する。取得金額は約1108億円となる見込み。2025年3月31日現在の発行済株式総数(3億305万6907株)に、当該第三者割当増資により増加する株式数(2700万株)を加味した発行済株式総数(3億3005万6907株)に対する割合は約8.18%。
NTTはSBIグループのアセットで金融事業を拡大
説明会では、まずNTT代表取締役社長の島田明氏がSBIホールディングスとの協業の意義について説明した。NTTは2023年5月に公表したグループ中期経営計画において、パーソナルビジネスの強化や、顧客体験(CX)を重視したサービスの強化を取り組みの柱に設定している。
そこで、SBIホールディングスとの資本業務提携を締結することで、デジタル技術と金融サービスを融合し、金融領域を中心に革新的なサービスを市場に提供する。また、社会の発展を目指すパートナーとして両グループのアセットを活用した協業関係を構築する。加えて、社会課題の解決と顧客の利便性向上に寄与し、持続可能な社会の構築に貢献するとのことだ。
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