シャープ、ピーク輝度3,000nitのディスプレイを搭載した「AQUOS R10」 - 7月上旬以降発売

2025年5月29日(木)10時30分 マイナビニュース


シャープは5月29日、同社のスマートフォン「AQUOS」シリーズの最新ハイエンドモデルとなる「AQUOS R10」をグローバルモデルとして発表した。日本のほか、台湾/シンガポール/インドネシアで7月上旬以降に順次販売を開始する。シャープが販売するSIMフリー版の市場想定価格は、ストレージ256GBモデルが100,000円前後、512GBモデルが110,000円前後。
○ディスプレイのピーク輝度が前モデルの約1.5倍に向上
カラーはカシミヤホワイト/チャコールブラック/トレンチベージュの3色。光沢感のあるガラス素材を採用し、落ち着いたカラーリングのラインナップとなっている。デザインは前モデル同様、miyake designの監修による自由曲線をいかしたものとなっている。
前モデル「AQUOS R9」の約1.5倍となる3,000nitのピーク輝度のPro IGZO OLEDディスプレイを搭載。光の表現力を大きく向上させ、明部と暗部のコントラストを高めている。動画配信サービスなどの非HDRコンテンツも「バーチャルHDR」機能で明るく鮮やかに楽しめる。
オーディオ面では、大型のスピーカーBOXを筐体の上下に搭載。上部のスピーカーBOXはフルメタル化して音圧を向上させ、パワフルなサウンドを実現したという。立体音響技術「Dolby Atmos」も搭載しており、臨場感のある広がりのあるステレオサウンドを実現。音量に合わせて周波数特性を制御する新音響技術により、小音量でも広域や低域まで聴き取りやすくなっている。イヤホンでの再生も「8Way Audio」技術で空間オーディオに変換できる。
○メインカメラは1/1.55インチの新型センサーを採用
カメラは独ライカカメラの監修を受けており、メインカメラには1/1.55インチの新イメージセンサーを搭載。暗部のノイズを低減させる画像処理技術で、夜景をさらに美しく撮影できるようになった。14chのスペクトルセンサーでさまざまな光環境で“見たまま”に近い色合いでの撮影ができるなど、「AQUOS R9 Pro」で好評の各種機能を利用できる。AI合成処理技術によるRAWデータを超える情報量での画像処理は、ズームやナイトモードで撮影する際のディティールの表現力や階調感を大きく高めている。動画撮影は「Dolby Vision」にも対応。
AIによる撮影補助機能も強化されており、影の映り込みを消去する機能は料理写真だけでなく書類などのテキストにも対応するようになった。AIが被写体の動きを予測して追尾するオートフォーカスは動画にも対応し、被写体が一時的に物陰に隠れたりしても追尾を維持できる。
生成AI利用は、通話アシストでも強化。生成AIが会話中のキーワードを自動で抽出してメモに残す機能に対応しているほか、メモに日時が含まれる場合はカレンダーへの予定追加を自動提案することも行うようになっている。
CPUはSnapdragon 7+ Gen 3を採用。ベイパーチャンバーとCPUの間に高熱伝導素材である銅ブロックを圧着した新放熱構造を採用し、負荷の大きい場面でも軽快なパフォーマンスを継続できるようにしている。
その他の主な仕様は下記のとおり。
OS:Android 15
CPU:Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3
内蔵メモリ:12GB
ストレージ:256GB/512GB
ディスプレイ:約6.5インチ Pro IGZO OLEDディスプレイ フルHD+(1,080×2,340ドット、1〜240Hz可変駆動、ピーク輝度3,000nit)
SIM:nanoSIM+eSIM
アウトカメラ:標準カメラ約5,030万画素(F1.9/画角84度/焦点距離23mm相当/光学式手ブレ補正)、広角カメラ約5,030万画素(F2.2/画角122度/焦点距離13mm相当) 14chスペクトルセンサー搭載
インカメラ:約5,030万画素(F2.2/画角84度/焦点距離23mm相当)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be
Bluetooth:バージョン5.4
バッテリー容量:5,000mAh
防水/防塵:IPX5、IPX8/IP6X
生体認証:顔認証(マスク対応)、指紋認証
その他の機能:おサイフケータイ/NFC、MIL-STD-810G対応
サイズ/重さ:約H156×W75×D8.9mm、約197g

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