メルカリで買った果物や野菜が傷んでいた……少量であれば許容範囲? クレームを言ってもいいですか?

2024年6月11日(火)21時25分 All About

メルカリでは食品も人気商品になっていますが、食品となると傷みが気になるところ。出品者から送られてくる間に、傷んでしまうことも。その場合、どのくらいなら許せる範囲なのか、解説していきます。(サムネイル画像出典:slyellow / Shutterstock.com)

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メルカリでは野菜や果物などが販売されていて、食品は人気カテゴリになってきています。でも傷みやすい食品もあり、届いた商品を見たら腐っていた! なんてこともあるかもしれません。その場合、どこまでが許せる範囲になってくるのでしょうか。
「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説をしていきます。
(今回の質問)
メルカリで買った果物や野菜、傷んでいる割合の許容範囲はどのくらいですか?
(回答)
個人的には、全体の1割が傷んでいたら出品者に連絡すると思います。例えば10キロを箱買いして、1キロ使えないとなれば割合としては大きいと感じるからです。でもそれ以下なら許してしまうかなと思っています。
以下で詳しく解説していきます。

5%ほどであれば“許容範囲”?

筆者もメルカリで果物や野菜を箱買いすることがあり、中には傷んでいるものが入っている場合もあります。これまでの経験上、10キロの玉ねぎの場合、1、2個程度、重さにして500グラムほどでしょうか。そのくらいであれば許容範囲だと感じます。この割合には個人差があるので絶対的な数値はありません。もしかしたら、1割ほどが傷んでいても仕方ないと思えるユーザーもいるかもしれません。逆に1個でも傷んでいたらクレームもの! という考えもあるでしょう。
しかし、収穫してから購入者の家に届くまでには数日かかることもあります。その間に傷んでしまう可能性はありますし、おそらく商品説明にも注意書きがされているのではないでしょうか。明確に記載があって購入したのであれば、多少傷んでいるものがあってもクレームは言えないと筆者は考えます。

傷みを見越して多めに入れてくれる出品者も

輸送中に傷んでしまう恐れがある野菜や果物の出品者は、傷んだときのことを考えて、少し多めに箱詰めしてくれることもあります。
例えば「みかん10キロ」という商品であっても、500グラムくらい多めに入れてくれるなど……。そういった気遣いをしてくれる出品者を選ぶのも、購入者にとっては必要なことになってきます。

もし傷んでいるものが多すぎたら、出品者に連絡するのも「優しさ」

傷みを見越して多めに入れてくれたり、商品説明に注意書きがされていたりしても、あまりにも傷んでいる商品が多ければ出品者に連絡をしましょう。例えば全体の2〜3割が傷んでいるならば、そもそも商品として成り立たないと思います。
それに誰もクレームを言わなかったら、出品者自身も気付かないかもしれません。同じような商品を出品していたら、他の購入者も嫌な思いをすることになり、いつかクレームを受けるかもしれません。そのため、早めに出品者に気付いてもらい、商品をさらに厳しくチェックするなど対策を取るようにしてもらうことは、クレームではなく「優しさ」になるのではないでしょうか。
クレームを言うのは気分の良いことではないですが、勇気を持って連絡するのは購入者だからできること。そう考えると気持ちが楽になりそうですね。
この記事の筆者:川崎 さちえ
ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。
(文:川崎 さちえ)

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