SF参戦のJujuが日本大学スポーツ科学部に入学を発表。来季はレーサーと学生の二刀流に挑戦
2月15日、2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)にTGM GrandPrixから参戦するJujuが、東京都世田谷区にある日本大学の三軒茶屋キャンパスで記者会見を開き、同大学スポーツ科学部への入学と、来季参戦マシンとなる53号車ダラーラSF23の新カラーリングを発表した。
Jujuは、1994年にF1に参戦し、国内外のレースで活躍した野田英樹の娘。今回のSF参戦は、日本トップフォーミュラにおける初の日本人女性ドライバー誕生であり、さらに史上最年少記録を更新するとして、大きな注目を集めている。
2006年生まれのJujuは、先日2月2日に誕生日を迎えたばかりの18歳だ。そんな彼女の2024年は、SFに参戦するレーシングドライバーと、日本大学スポーツ科学部の学生という二つの道を同時に歩む事となった。
日本大学スポーツ科学部の益子俊志学部長、TGM GrandPrixの池田和広代表、NODAレーシングの野田英樹監督、スポンサー関連を担当する村司マネージャーらとともに記者会見に登壇したJuju。日本大学に進学することになった経緯については、「自分がこれまで無意識に身に着けてきたドライバーとしての力を理論として学ぶため」と説明する。
「男性が多く活躍するこのレース界で、女性ドライバーである自分がなぜこれまで結果を残すことができているのかを知ることで、さらにドライバーとしての力を成長させることができると期待しています」と、大学での学びが自身レース活動の手助けになるとして来季への想いを語った。
そして今回の記者会見では、新たなJujuの相棒となるマシンの新カラーリングも同時に初お披露目となった。
過去に、父の野田英樹がドライブした国際F3000のマシンに近い、レッドとメタリックグレーが大きく配色されたデザインとなった。
Juju自身も、この場が初対面だったという新カラーのマシンについて「素直にかっこいいです。父と同じ色のマシンに乗るというのは、運命を感じています」とコメントした。来季の相棒となるマシンに、早くも愛着が湧いてきた様子だ。
最後には、「チームの方々も、チャレンジすることを恐れない良い雰囲気を持っています。今年は日本のファンの皆さまの前で走ることができるということも、嬉しく思っています。悔いなく、笑顔で日々精いっぱい頑張っていきますので、一緒になって楽しんで応援していただけたらと思います」と、これから始まる日本での活動に意気込んだ。
2024年からは大学生となり、レース業界のみにとどまらない活躍を見せるJuju。SF初レースとなる開幕戦は、2月21〜22日に三重県鈴鹿サーキットで開かれる公式テストを経て、3月9〜10日に同サーキットにて開催される予定だ。
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