佐藤琢磨、2024年インディ500参戦が決定。古巣レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに復帰
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は現地時間2月15日、2度のインディ500王者である佐藤琢磨が5月26日に決勝を迎える第108回インディアナポリス500において、チームに復帰すると発表した。日本の金属加工機械メーカー『アマダ』の米国法人、アマダ・アメリカがメインスポンサーとなり、琢磨の乗る75号車のリバリーイメージも公開された。
インディカー・シリーズにおいて通算6勝を挙げている琢磨、そのうち4勝は2012年、2018年〜2021年に在籍したRLLで記録されたものだ。そのうち2020年にはRLLでチーム史上2度目のインディ500制覇をともに果たしている。2023年はチップ・ガナッシ・レーシングからインディ500を含めたオーバールレース5戦に参戦した琢磨は、2024年は古巣に復帰し、15回目のインディ500挑戦を迎えることとなった。
「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから第108回インディ500に復帰することができて、本当に感激しています」と琢磨はコメント。
「この素晴らしい機会を与えてくれたボビー(・レイホール)、マイク(・ラニガン)、デビッド(・レターマン)、そしてチーム全体に心から感謝します。アマダからのメインスポンサードを得て75号車をドライブすることになり、感謝の気持ちでいっぱいです」
「RLLとの旅は10年以上にも及び、長く成功を分かち合ってきました。おなじみの顔ぶれとの再会、そして新たなパートナーシップとともに、仕事に取りかかるのが待ち遠しいです」
そしてRLLの共同オーナーであるボビー・レイホールは「琢磨をチームに迎えることができ、とてもうれしい。何度も言っているが、琢磨のスピリットは、私やチーム全体だけでなく、彼のファンのモチベーションも高めてくれる。彼の貢献とインディ500での成功を楽しみにしている」とコメント。
「私たちは数年前、競争力を高めてくれる工作機械会社を積極的に探していた。そしてアマダを知り、彼らが提供するとてつもないマシンとテクノロジー・サービスについて詳しく知ることができた。当然、私たちの施設は、生産エリアにおける彼らのテクノロジーのショーケースになった。2023年に彼らがメインスポンサーとして参画してくれ、今年もその関係が続くことに感激している。アマダ、琢磨、そして我々のチームにとって、これ以上の組み合わせはないだろう」
また、RLLの共同オーナーのマイク・ラニガンは「琢磨がインディ500のためにチームに戻ってくることは、とてもエキサイティングなことだ」と語った。
「彼はインディアナポリスでの勝ち方を熟知しており、その経験は我々のプログラム全体に付加価値を与えてくれるだろう。また、2023年に引き続き、アマダのような世界的に知られた企業がこのプログラムに参画してくれることは、とてもエキサイティングだ」
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