佐藤琢磨がフォーミュラE東京大会を現地で見守る「日本のモータースポーツに大きな未来をもたらす」

2024年3月31日(日)13時30分 AUTOSPORT web

 3月29〜30日に東京都江東区有明の東京ビッグサイト周辺で開催されたABB FIAフォーミュラE世界選手権2023/2024年シーズン10第5戦『東京E-Prix』を見守った佐藤琢磨は、同レースが「日本のモータースポーツにとって大きな意味を持つ」とシリーズ公式サイトのインタビューで語った。


 数多く著名人やレース関係者、現役レーシングドライバーなどが訪れていたフォーミュラE東京E-Prix。元F1ドライバーで現在はインディカーシリーズに参戦する琢磨も現地でレースを見守ったひとりだ。


 今回の東京E-Prixでは、フジテレビのレース中継番組の解説を務めた琢磨。F1やインディカーでの活躍が記憶に残るが、フォーミュラEにおいては、約10年前に北京で開催された“シリーズ初レース”への参戦経験を持つ。

2014/2015年フォーミュラEシーズン1の北京E-Prixにアムリン・アグリから参戦した佐藤琢磨


 残念ながら琢磨のフォーミュラE参戦は、ファステストラップポイントを獲得したシーズン1の北京E-Prixのみとなってしまった。しかし、それから約10年後の東京E-Prixで、琢磨がふたたびフル電動フォーミュラレースのパドックに戻ってきた。


「このレースはフォーミュラEにとっても、日本にとっても、そしてこの国のモータースポーツにとっても大きな出来事です。影響力は非常に大きいと思います」と琢磨はフォーミュラE公式サイトのインタビューに語った。


「日本にはストリートサーキットでフォーミュラレースを開催したという歴史がありません。ですので、今回の東京E-Prix開催は、日本のモータースポーツに大きな未来をもたらすでしょうね」


「日本のファンは初めてフォーミュラEのレースを直接見ることができて、とても興奮しているはずです。また、僕としては参戦から10年が経ちましたけど、この場所には良い友人がたくさんいるので、彼らに会うことができて本当に嬉しかったです」


「フォーミュラEがついに日本にやってきて、東京の美しい夕日を眺めることができるなんて、本当に幸せな瞬間です」


 大会初日となる3月29日のフリー走行1回目では、アンドレッティ・フォーミュラEチームのガレージ内でフォーミュラEマシンの日本初走行を見守った琢磨。興行としての是非はさておき、フォーミュラEの日本初開催が首都・東京で行われたことは、日本のモータースポーツ史において絶大なインパクトになったはずだ。



2024年フォーミュラE東京E-Prix 談笑する佐藤琢磨とニック・デ・フリース
2024年フォーミュラE東京E-Prix 決勝レース中の様子


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