東大和狭山ボーイズ、Gタウンスタジアム“開幕戦”でサヨナラ勝ち…ジャイアンツカップ支部予選

2025年5月24日(土)8時0分 スポーツ報知

7回1死一、三塁で右越えにサヨナラ打を放った小杉(左)はナインの輪の中へ

◆ジャイアンツカップ東京都西支部予選 ▽2回戦 東大和狭山ボーイズ5x—4町田ボーイズ(18日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 東京・稲城市に3月開場した巨人の新ファーム球場・ジャイアンツ(G)タウンスタジアムでボーイズリーグ初の公式戦が行われた。巨人が「ジャイアンツU15ジュニアユース」として創設した多摩川ボーイズが東京都西支部に所属していることで実現。18日にジャイアンツカップ支部予選の2回戦4試合が行われた。サヨナラあり、完封あり。選手、関係者にも好評で好プレーが続出。25日にも同所で準々決勝が行われる。

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 1点を追う7回1死一、二塁で野口櫂司(3年)の適時打で追いつき、二、三塁から小杉健太朗(3年)が初球を右越えにサヨナラ打。ベンチからナインが一斉に飛び出した。小杉は「サヨナラ打は初めて。気持ちよかった。守備で迷惑をかけたので」と仲間の祝福に笑顔で応えた。「真っすぐを狙え」の指示を送った元巨人・十川雄二監督(41)は「一生懸命にやる子」とたたえた。

 守備でもビッグプレーが飛び出した。1点ビハインドの5回2死満塁で左翼線を襲った打球を中堅寄りに守っていた左翼手・宮岡栄太(3年)がダイビングキャッチ。外野転向して間もない男は「(抜けたら)大量失点になる場面。飛んだら入った。うれしい」と喜びを爆発させた。

 背番号6の小杉は巨人ファンで憧れは坂本勇人。「人工芝だし、この球場でできて最高です」。球場通路にある巨人レジェンドのパネルを見ながら喜びをかみしめていた。

スポーツ報知

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