ロズベルグ、F1タイヤのマーキングカラー増加は「間違ったやり方」とピレリを非難
AUTOSPORT web2018年2月24日(土)8時0分
ニコ・ロズベルグは、2018年のF1タイヤレンジにマーキングカラーを追加したピレリの決定を非難した。これはピレリが好むことかもしれないが、F1ファンにとっては混乱の要因にしかならないというのだ。
F1公式サプライヤーとしてタイヤを独占供給しているピレリは、2018年のドライ用コンパウンドについてラインアップを拡大し、最もハード寄りのスーパーハードと最もソフト寄りのハイパーソフトを加えている。
これによりピレリのタイヤレンジには7種類のコンパウンドとマーキングカラーが用意されることになった。
ピレリは当初、すべてのグランプリレースで同じ3種類のカラーだけを使用する案も検討したものの、色数が増えても観客は見分けられると判断した。
しかし、ロズベルグはピレリの決定に異論を唱えている。
2016年のF1世界タイトル獲得後に現役を引退したロズベルグは、ドイツのテレビ局RTLに対して「これほど多くのマーキングカラーを使用するのは間違ったやり方だと思う」と述べて、さらに以下のように続けた。
「そんな細部のことなど誰も気にしていない。レースごとに、各チームはソフト、ミディアム、ハードのタイヤを使用する。そしてマーキングカラーは毎回同じ3色であるべきだ」
「観客にとってコンパウンドの数は関係ない」
一方、ピレリのモータースポーツ部門責任者であるマリオ・イゾラは、タイヤレンジ拡大とマーキングカラー増加という今回の決定によって混乱が生じることはないと主張している。
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