チーム再編の途上にあるマクラーレンF1「まだ組織は最高の状態ではない」
2019年、マクラーレンは改善しているが、まだ“ニルヴァーナ”のレベルには達していないと、マクラーレンのスポーツディレクターを務めるジル・ド・フェランは語っている。
辞書によると、ニルヴァーナは天国のような完全な平和と幸せにあふれた場所とある。ヒンドゥー教と仏教において、ニルヴァーナは人が到達することのできる最高の状態、悟りの状態であり、人間の持つ個々の欲望や苦しみが消えることを意味している。
「チームをより良く理解しようと努力しているところだ」と2018年7月にマクラーレンに加わったド・フェランは語った。
「チーム内にすでに存在する才能を取り込み、より効率の良い仕事、コミュニケーション改善を行い、ひとつのチームとして一丸となって仕事に取り組んでいる。そうするためには、チームの一部で再編成が必要だった。2018年の半ばに、我々は何人かの人材をチームに加えた。そしていくつかの事柄を再編成した。今後はさらに多くの人材を迎えることになる」
「チームが一丸となってうまく機能しているように感じている。だが我々は“ニルヴァーナ”のレベルに達しているだろうか?答えはノーだ。我々はこの道を歩き続けて多くの点で向上する必要がある」
「私がまさに焦点を置いているのは、チームが話し合いを行いながら適切な方法で組織されることだ。そして私ができる最高のやり方で、チームの文化に影響を及ぼせるように努めている」
2019年シーズンの開幕にあたり、マクラーレンが次に達成することは何だろうか?
「我々はただ前に歩き続けなければならない。そうして最終的には結果が生まれるだろう」
「チームとしてどの程度うまく機能しているか。モーターレースに関して素晴らしいことのひとつは、どれだけ良い仕事をしているか、2週間ごとに結果が出るということだ。我々が良い方向に向かっているのなら、なんらかの成果が出ているだろう」
「マクラーレン」をもっと詳しく
「マクラーレン」のニュース
-
平川亮が驚いたF1マシンの速さとブレーキ。マクラーレンでのテストにはWECやSFの経験が活きる部分も4月27日17時56分
-
「カッコイイの相乗効果」元キンプリ・岩橋玄樹、マクラーレンとのツーショットに反響! 「震える」4月26日12時45分
-
インディカー初参戦のテオ・プルシェールが次戦も続投へ。「彼の戦い方に感銘を受けた」とチーム代表4月24日21時26分
-
FIA F2バルセロナ・インシーズンテストがスタート。初日はマクラーレン育成ボルトレートが最速4月24日10時13分
-
2位に驚くノリス「フェラーリから35秒遅れると予想していた。賭けに負けてうれしい!」マクラーレン/F1中国GP4月22日9時12分
-
2024年F1第5戦中国GP予選トップ10ドライバーコメント(2)4月21日12時12分
-
ノリスが劇的展開でスプリント予選トップに。FIA、最速タイムを抹消も、後に復活させる/F1中国GP4月19日21時5分
-
【タイム結果】2024年F1第5戦中国GPスプリント予選4月19日17時26分
-
SFドライバーのテオ・プルシェールがインディカー参戦決定。第2戦ロングビーチでマクラーレンから代役出走へ4月19日0時30分
-
「中国GPは厳しい週末になる」とマクラーレンF1代表。マシンとコースの相性に懸念を示す4月18日7時15分