起死回生3ランの吉田正尚に米メディアから賛辞相次ぐ「9000万ドルは破格だ」
(C)Getty Images
野球日本代表「侍ジャパン」は3月21日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝でメキシコと対戦し、6−5で勝利。3点の先行を許す苦しい展開となったものの、終盤に巻き返しを見せ、2009年の第2回大会以来、14年ぶりの決勝進出を決めた。
【動画】吉田正尚が起死回生の同点3ラン!ライトポール際に飛び込んだ会心アーチをチェック
この一戦で強烈なアーチを叩き込んだのが、4番の吉田正尚だ。3点ビハインドの7回裏、2死一、二塁というチャンスで打席に立つと、この回途中からマウンドに上がったメキシコの3番手・ロメロの5球目チェンジアップを捉える。打球はライトのポール際までグングン飛距離を伸ばし、起死回生の同点3ランとなった。
重要な場面で起死回生の一発を叩き込んだ吉田には、米メディアも賛辞を惜しまない。中でも米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン氏は、公式ツイッターで「マサタカ・ヨシダは今年、ボストン・レッドソックスで大活躍しそうだ」と投稿しており、早くも今季のハイパフォーマンスに期待しているようだ。
昨年12月にポスティングシステムを利用し、レッドソックスと5年総額9000万ドルという大型契約を結んだばかりの吉田。メジャー挑戦1年目のWBC参加は異例だが、 米ミネソタ州の地元放送局『Northern News Now』でレポーターを務めているケビン・ムーア氏は、「ヨシダに9000万ドルは破格だ」とコメントしている。
これで大会歴代最多の13打点を記録するなど、WBCの舞台で存在感を発揮し続けている29歳。22日に行われるアメリカ代表との決勝でも、その活躍から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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