「情報管理ができていた」WBCブルペン捕手の鶴岡氏が明かす「決勝の舞台裏」 大谷翔平がマウンドに向かう姿は「神々しかった」
9回に登場した胴上げ投手になった大谷。鶴岡氏は「本当に色々なものを背負いながら野球をやっているんだなと感じました」と語った。(C)Getty Images
今季も開幕から二刀流で大活躍のエンゼルス大谷翔平。投げては3試合に先発登板し、2勝、防御率は驚異の0・47、打っても打率・288、本塁打3、打点9(17日現在)と、MVP級の活躍を見せている。
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そんな大谷は3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に侍ジャパンの一員として出場し、14年ぶりの世界一奪還に大きく貢献した。WBC決勝のアメリカ戦では最終回にDHを解除して登板。エンゼルスの同僚で、アメリカ代表の主将、マイク・トラウトから三振を奪ったシーンは記憶に新しいだろう。
大谷の決勝戦登板の舞台裏をチームに帯同した球界OBが明かした。今大会ブルペン捕手として侍ジャパンを支え世界一奪還に貢献した鶴岡慎也氏が、YouTubeチャンネル『プロ野球OBクラブチャンネル』に出演し、WBC決勝の舞台裏について話した。
ダルビッシュ有、大谷翔平がサプライズで登板した決勝戦について問われると、鶴岡氏は「裏方だったので深くは聞けなかったですけど、8回、9回は彼ら2人で行くんだろうなっていう想像は出来ましたよね」と話した。さらに、「(多くのコーチも)知らなかったと思いますよ。直前に決まったと思いますし。コーチも知らないくらいの情報管理ができていて、よかったんじゃないですかね」と、侍ジャパンのコーチ陣も一部しか登板の情報を知らなかったことを明かした。
決勝戦では「3番・DH」として先発出場していた大谷が、9回の登板に向けてブルペンを行き来している様子が映し出されたが、「ユニフォームを泥だらけにして主力のバッターがブルペンに来ることなんて中々ないので、本当に色々なものを背負いながら野球をやっているんだなと感じましたし、体力があるなとも思いましたね」と、鶴岡氏はその光景を見て驚いたという。
また、大谷のブルペンでの調整については、「徐々に緊張感とか、身体の状態を高めていっているという感じでした」と舞台裏について話し、マウンドに上がる際には「神々しかったですね」と当時の印象を語っていた。
球界OBの目からも、WBCでの大谷翔平の活躍ぶりには心を動かされたようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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