“王者”勝田範彦が今季初優勝。開幕2連勝のコバライネンは初日にクラッシュ/全日本ラリー第3戦
JRC全日本ラリー選手権第3戦『久万高原ラリー』が4月30日から5月1日にかけて、愛媛県上浮穴郡久万高原町を中心に開催され、TOYOTA GAZOO Racingの勝田範彦/木村裕介組(トヨタGRヤリスGR4ラリー)が2022年シーズン初の総合優勝を飾った。
四国は愛媛県の山間部が戦いの舞台となる久万高原ラリーは2日間で合計8本のSS、距離にして約105kmで争われるターマック(舗装路)ラリー。リエゾン(移動区間)を含むラリーの総走行距離は約342kmだ。
開幕2戦の新城、唐津で全ステージベストタイムの圧勝劇を披露して第3戦に乗り込んできたヘイキ・コバライネン/北川紗衣組(AICELLOラックDL速心FABIA)は、この久万高原でもライバルたちから一歩抜けた速さを見せつけ、SS1とSS2でまたしても最速タイムを記録した。
しかし、続くSS3で車両右後部を壁にヒットさせてしまいこれが原因でデイリタイアを余儀なくされる。代わってトップに浮上したのが2021年チャンピオンの勝田だ。シリーズ9冠王者は首位で競技初日を終えると、全長23.28kmのステージを2度走行する最終日も安定したペースでポジションを守り、1時間21分34秒3の合計タイムで今季初優勝を果たした。
WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチアから帰国したばかりの福永修/齊田美早子(シュコダ ファビアR5/アサヒ☆カナックOSAMU555ファビア)も今季初優勝を目指しSS5、SS6での連続ベストなど好走をみせ、初日終了時点でトップと24.6秒差の2番手につける。最終日のSS7終了時にはその差を15秒に縮めたが、最終SS8でタイヤバーストに見舞われタイムロス。それでもトップと54.9秒差の総合2位に入り表彰台を獲得した。
総合3位は今季初のポディウムフィニッシュとなった新井敏弘/田中直哉組(スバル WRX/富士スバル AMS WRX STI)。同コンビは、前日に3番手につけていたもののSS7で駆動系トラブルに見舞われた鎌田卓麻/松本優一組(WinmaX DLシムス WRX STI)に代わって、最終日にトップ3に食い込んでいる。総合4位は奴田原文雄/東駿吾組(ADVAN カヤバ KTMS GRヤリス)、総合5位には眞貝知志/安藤裕一(トヨタGRヤリスGR4ラリー)が入った。JN2〜JN6の各クラスウイナーは以下のとおりだ。
JN2:中平勝也/島津雅彦(DL SYMS R-ART 86 R3)
JN3:竹内源樹/木村悟士(YH CUSCO 大阪冷研 BRZ)
JN4:西川真太郎/本橋貴司(スマッシュDLモンスターiTZZスイフト)
JN5:天野智之/井上裕紀子(豊田自動織機・DL・GRヤリスRS)
JN6:海老原考敬/蔭山恵(スマッシュ DL itzz ヴィッツ)
全日本ラリー選手権の次戦第4戦『ラリー丹後』は5月20〜22日に開催される。京都府京丹後市を中心に行われるこのターマックラリーは、全8戦で争われるシーズンの折り返しとなるラウンドだ。
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