男子1万Mは駒大の伊藤蒼唯が優勝 2位は国学院大の野中恒亨 日本学生個人選手権
2025年4月25日(金)18時54分 スポーツ報知
日本学生個人選手権の男子1万メートル優勝の伊藤蒼唯
◆陸上 日本学生個人選手権 第1日(25日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)
ワールドユニバーシティゲームズの代表選考を兼ねて行われ、男子1万メートルは、駒大の伊藤蒼唯(4年)が28分53秒75で優勝した。国学院大の野中恒亨(3年)が28分57秒65で2位、創価大の石丸惇那(4年)が28分59秒05で3位だった。
最初の1000メートルは創価大の小池莉希(3年)が引っ張り、2分46秒と好ペースに入ったが、その後、2000メートル過ぎにペースダウン。再び、小池が積極的に先頭に立ち、レースをリード。5000メートルを14分43秒のスローペースで通過。9000メートルを26分21秒で通過した時、先頭集団は10人もいる大混戦。箱根駅伝6区2位のスピードランナーの伊藤が残り1000メートルを2分32秒にペースアップして勝ち切った。
「スローペースだったので、ラスト勝負になると思っていました」。好選手がそろったレースを制した伊藤は会心の笑みで話した。