角田裕毅4番手「満足の初日。ロングランの感触もいい」アップデートの第一印象はポジティブとアルファタウリ/F1第12戦
2023年F1ハンガリーGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=12番手/2=4番手だった。角田はウエットのFP1でバリアに接触し、フロントウイングにダメージを負うというアクシデントに見舞われている。
今回、アルファタウリは、フロントウイング、ノーズ、フロアボディ、リヤウイングにアップデートを入れたことが発表された。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは次のように一日を振り返った。
「(雨のFP1の後)FP2は完全にドライになり、プランの挽回を図ることができた。ふたりはミディアムタイヤとソフトタイヤで、ショートランを走り切り、その後、レースの準備として通常どおりロングランを行った」
「ソフトコンパウンドでの裕毅のラップはクリーンなもので、非常に競争力が高かったように思われる。しかし、今回はATA(注:Alternative Tyre Allocation/通常とは異なるタイヤの配分が行われる)の週末であるため、Q1とQ2への備えとして、ハードとミディアムでのショートラン・パフォーマンスの最適化に集中していく」
「ここに持ち込んだアップデートはうまく機能している。明日の予選で何を達成できるか、楽しみにしている」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=12番手(1分45秒575/7周)/2=4番手(1分17秒934:ソフトタイヤ/31周)
今日は他のチームがポテンシャルをフルに発揮したわけでないのは間違いないと思いますし、ライバルたちと比較して自分たちの位置を知るのは難しいです。それでも今日のセッションの結果には満足しています。
ハンガリーはタイヤに厳しいサーキットで、特に今週末使っているC5ソフトタイヤでは厳しいですが、それによって、マシンについてより多くのデータを集めることができました。ロングランでの一貫したバランスに自信を感じました。
ミディアムコンパウンドを試しましたが、路面温度が日曜に予想しているものより今日は低かったため、実際の状況が見られたとは思いません。
全体的に、ミディアムからソフトコンパウンドへのステップは、今シーズンここまでと比べると大きく、ポジティブなものだと感じました。
「角田裕毅」をもっと詳しく
「角田裕毅」のニュース
-
ペナルティ受けた角田裕毅、ハジャーとの激しいポイント争いを制す「かなり手強かったが、自分の力を出し切った」5月5日9時56分
-
F1、角田裕毅は10位入賞 マイアミGP決勝5月5日8時50分
-
【F1】ピアストリ強い!4番手発進から逆転3連勝 角田裕毅は0.168秒差の10位入賞 マイアミGP5月5日6時37分
-
ピアストリが今季4勝目。角田裕毅は5秒ペナルティ跳ね除け入賞果たす【決勝レポート/F1第6戦】5月5日6時36分
-
「マシンをあるべきところに持っていけた」「ライバルのようなペースはない」/F1マイアミGP予選コメント(1)5月4日19時57分
-
「明日のレースは何台か抜きたい」角田裕毅、マイアミGPは予選10番手 上位との差に困惑気味も決勝に自信「楽観的な姿勢も見せている」5月4日16時10分
-
「最低限ラップをまとめ、前進できた」課題だったQ3での自己ベスト更新。代表も“慣れ”を評価【角田裕毅F1第6戦展望】5月4日16時2分
-
荒れに荒れたマイアミGPで異彩 劇的なQ3進出に導き、角田裕毅を変えた“好判断”「早めにスリックタイヤに交換して功を奏した」5月4日12時27分
-
F1角田裕毅は10番手 第6戦のマイアミGP5月4日9時42分
-
角田裕毅、スプリントで最後尾から3点獲得。予選10番手は「大きなミスがなかっただけに少し残念な順位」5月4日9時35分