2024年F1第16戦イタリアGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第16戦イタリアGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選 5番手
接戦になることはわかっていた。ポールポジションからはコンマ1秒差で、もちろん悔しさはある。あとからデータを見れば、ここやあそこでもっとうまくできたかもしれないと思うけど、Q3では路面温度が少し下がったせいで余計にアンダーステアが出て、それが悪影響を与えたようだ。しかし、今日は最大限の力を引き出せたと思うし、明日に向けての自信も持ち続けている。しっかりとレースを運び順位を上げて、ティフォシにいいショーを見せたい。とても楽しみだよ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
予選 4番手
難しい予選だった。昨日のプラクティスの時点から少しアンダーステアが出ていて、いくつかのコーナー、特に第1セクターで苦労した。そこで最もラップタイムをロスしていて、結局はそのせいでポール争いに加わるチャンスを失ってしまった。
4番手は今日可能なベストの結果ではあるけれど、僕たちが争いたかったようなポジションではない。だから明日のレースに向けて自分たちに足りない部分を見つけることに取り組むつもりだ。タイヤマネジメントのレースになると思うし、そこでベストな仕事ができたドライバーがトップに来ると思う。全力を注いで、ティフォシのためにホームに勝利を持ち帰りたい。
(予選後にメディアに対して語り)がっかりだ。昨日は良い一日だったように思えたが、今日はそれほどではなかった。4番手が精一杯で、フラストレーションを感じる。先週末(オランダGP)とは違って、トップとの差は小さい。大きく前進したということだけど、まだ十分ではない。明日、状況を好転させたいと心から願う。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 3番手
3番手というのは良い結果だ。数チームが僅差で戦う展開だったから、セカンドロウというのはスタートポジションとして悪くない位置だ。
マシンから力を最大限に引き出すのに少し時間がかかった。タイヤからベストのパフォーマンスを引き出す方法を探り、最後の2周で自己ベストを記録した。ポールポジションから0.1秒差だったから、少し悔しいけれど、全体的に見て、この土曜日に満足していいだろう。
マクラーレンはかなり速い。すごく印象的だ。ターン1で彼らに挑んで、前に出ることができればいいね。それができなければ、明日彼らと戦うのは難しいだろう。でも、気温がとても高く、タイヤへの負担が大きいから、それがレースにどういう影響をおよぼすのか、興味深いね。
(予選後にメディアに対して語り)浮き沈みの激しい週末だ。昨日はミスをたくさんして、遅れを取った。それによって、マシンの力を引き出すのに少し時間がかかってしまった。
Q1とQ2は全然だめだった。自信を持てなかったし、マシンの感触が良くなかった。Q3で突然タイヤをスイートスポットに入れることができた。こういう一日を過ごした後に3番手を獲得できたことが本当にうれしい。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 2番手
Q3の最初のラップはとても良かったのだが、2回目のアタックラップはそこまでではなかった。それでも良いパフォーマンスだったし、チームは素晴らしい仕事をしたと思う。
今週末は信じられないぐらい接戦だから、僕たちがフロントロウを独占できる保証はなかった。だからこそ、それをやり遂げることができたのは素晴らしいことだよ。
路面が再舗装されたため、今までのモンツァとは少し違っているし、上位グループがかなりタイトだから、明日のレースはとてもエキサイティングな展開になるはずだ。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 ポールポジション
またポールを獲ることができて、最高の気分だ。週末を通して接戦が続いているなかで、予選で1番手と2番手を確保できるなんて、少し驚いた。
チームは素晴らしい仕事をした。同じ結果を明日も再現できればうれしい。ここまでかなり接戦だけどね。速いマシンに乗ったとても速いドライバーたちが大勢後ろにいる。だから楽なレースになるとは思っていない。
路面が新しくなったことで、タイヤのデグラデーションについても不明点がたくさんある。未知な部分が多いけれど、ファンにとってエキサイティングなレースになるだろう。
(予選後にメディアに対して語り)正直言って、こんなことを言うのは辛いけれど、(最後の)あのラップはあまり良い出来ではなかった。それでもポールを獲れたので、少し驚いたが、とてもハッピーだよ。
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