【巨人】主砲、岡本離脱以外にも頭の痛い"守乱問題"「ちょっと多すぎないか」「丸さんが戻ってくるまで、我慢だな」

2025年5月8日(木)12時54分 ココカラネクスト

チームのエラー増加も心配材料となっている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は7日の阪神戦(東京ドーム)に6−4と勝利。これが本拠地において対阪神戦に今季初勝利となった。

 チームの危機にベテランが奮起した。6日のゲームで故障離脱した主砲の岡本和真が「左ひじじん帯損傷」の重症で全治約3か月の見通しとなった。レギュラー定着以来、頑健な体で故障離脱は1度もなかった不動の4番を欠く戦いが決まり、チームに与えた衝撃は大きかった。

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 そんな中、7日から坂本勇人が昇格。打撃不振でファーム調整を行っていたが、「7番・三塁」で先発出場すると、2−2で迎えた4回二死一塁のチャンスに相手先発、門別啓人の外角低め変化球におっつけながら、左翼線に運んだ。

 値千金の一打に本拠地東京ドームのファンも大喜びだったが、水面下ではチームの失策数が増えている現実がある。

 現在チームの失策数は「21」とリーグワースト(7日現在)。最も少ない、阪神、中日の「11」に比べて、突出して増えてしまっている。

 実際に7日の試合でも2回にセカンド、吉川尚輝の悪送球で失点、3回にもセンターを守るエリエ・ヘルナンデスが打球処理にもたつき、失策とほころびが目立っている。

 特に開幕から守備難が目立つヘルナンデスはファーム降格時に阿部慎之助監督からも守備強化を課題に伝えられたとしているが、最短で昇格となった今でも不安定さが否めない。

 元々開幕センターはベテランで守備の堅さも知られる丸佳浩が想定されていたが、オープン戦終盤の故障でまだ1軍合流には至っていない。

 現在阪神と並んで同率首位に立つチームも今後は岡本の長期離脱が明らかになるなど、いかにスキのない野球ができるかも勝利への大事なピースとなる。

 リーグワーストの失策数にはファンの間からもSNS上では「ちょっと多すぎないか」「それでも勝てているのがすごい」「丸さんが戻ってくるまで、我慢だな」など様々な声が飛んでいる。

 主砲不在の中、今後どのように勝利への道すじを作っていくのか。阿部巨人の戦いぶりに引き続き、注目が集まりそうだ。 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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