巨人・岡本和真「負傷離脱」、元監督が原因を解説 G党「納得」の理由...「首脳陣の責任というのは間違いない」
2025年5月8日(木)12時19分 J-CASTニュース
プロ野球巨人の元監督で野球解説者の堀内恒夫氏(77)が2025年5月7日にブログを更新し、6日の阪神戦で左ひじを負傷して戦線離脱した巨人・岡本和真内野手(28)について私見を述べた。
「さて、巨人軍に一大事が起きた」
岡本は6日の阪神戦に「4番・ファースト」で先発出場し、アクシデントは初回の守備で起こった。
阪神の先頭打者・近本光司外野手(30)がレフト前ヒットで出塁。続く2番・中野拓夢内野手(28)は、3塁側に送りバントを決めた。
この打球を3塁手の浦田俊輔(22)が処理し、1塁を守る岡本に送球した。送球は本塁側にやや逸れ、岡本が中野にタッチしたところ、ミットが中野と交錯。直後、岡本はグラウンドに倒れこみ、左ひじを抑えながら悶絶した。
岡本はそのままベンチに下がり、負傷退場した。スポーツ紙の報道によると、都内病院で検査を受け、「左肘筋損傷」で全治3か月の見込みだという。
このような状況の中、堀内氏は「さて、巨人軍に一大事が起きた。4番岡本和真が長期戦線離脱をする」とし、初回のプレーを解説した。
そして、独自の視点でアクシデントの原因を分析し、次のように持論を展開した。
「原因は何かと聞かれたら...」
「原因は何かと聞かれたらランナーと交錯するところに投げた浦田の送球ミスである。交錯するところにボールは投げない。これが内野手の基本だからだ。岡本は感覚でわかったかもしれないが捕ってやることに必死で無理をしたのかもしれない」
浦田は24年ドラフト会議で巨人に2位指名されて入団したルーキーで、ショートの守備を本職としている。6日の阪神戦は「8番・サード」でプロ初スタメンだった。
堀内氏は、浦田のミスを指摘する一方で、首脳陣の責任に言及した。
「でも、最終的には浦田をサードで起用した首脳陣の責任。そうなるだろうね。新人選手を使うということは何かしらのミスが起きると想定するもんでね。しかも、浦田の本職はショートなんでしょ。より確率は高くなるよね」
このような堀内氏の意見に対して、インターネット上でG党が同調。
「そうなーんで新人クンをサードに起用したのよ」「首脳陣の責任というのは間違いないだろう」「堀内さんの意見に激しく同意」「堀内氏の仰る通りだと思う」「起用した首脳陣、ハッキリ言えば阿部監督の采配」「堀内氏の言葉が正しい」「的確な意見だと思います」「新人野手に慣れてないポジションで出場させるなんて何が考えてるか意味不明」などの声が寄せられた。
岡本の負傷離脱をめぐり、インターネット上ではさまざまな意見が寄せられ、一部ファンからは、中野や浦田に対する誹謗中傷がみられた。