巨人・オコエ、増田大がオンカジ賭博で書類送検 自主的に申告 起訴を求める意見は付けず
2025年5月9日(金)5時30分 スポーツニッポン
巨人のオコエ瑠偉外野手(27)と増田大輝内野手(31)がオンラインカジノで賭博をしたとして、警視庁が賭博容疑で書類送検したことが8日、捜査関係者への取材で分かった。球団側から同庁に相談があり、任意で捜査。いずれも容疑を認めている。自主的な申告があったことから、起訴を求める意見は付けなかった。
オコエは22年7月と23年5月、増田大が24年10〜11月に国内からオンラインカジノサイトを利用し、賭博をした疑い。2人はバカラ賭博などを行い、オコエは約700万円を賭けて450万円ほどのマイナス、増田大は約300万円を賭け230万円ほどのマイナスだったとみられる。野球を含むスポーツを対象とした賭博は確認されなかった。
巨人は氏名は伏せた上で、所属2人のオンラインカジノ利用を認め「違法性を認識しないまま興味本位で利用していたことを深く後悔し、12球団で申し合わせた上限いっぱいの制裁金の支払いも異議なく受け入れています」とコメント。今後は検察庁の判断などを踏まえ、適切に対処していくとした。
プロ野球では開幕までに8球団計16人の利用が判明。3月に賭けの頻度などを考慮し、最大300万円の制裁金を科したことが発表されていた。