今季の大谷翔平は”まさか”の19位 MLB公式サイトが「歴代MVP受賞者ランキング」を発表! トップに輝いたのは?
73本塁打という偉業を残したボンズ氏が1位に。大谷は2021年の受賞が14位に選ばれた(C)Getty Images
現地時間11月16日、メジャーリーグの最優秀選手(MVP)が発表され、ア・リーグではエンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平が受賞した。満票受賞は自身2度目となり、これはメジャーリーグ全体でも史上初の快挙だ。ナ・リーグからはアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が初選出。同選手は「40本塁打&70盗塁」の偉業を達成し、大谷と同じく満票での受賞を果たした。
【動画】大谷翔平が日本人初の本塁打王に!圧巻の全44ホームランを一気に見る
“異次元”の活躍を見せた今季の大谷。打っては日本人選手初の本塁打王を獲得する44本塁打をはじめ、打率.304、95打点、102得点、OPS.1.066と驚異的な成績をマーク。投げても10勝、防御率3.14、WHIP1.06、奪三振率11.39と堂々たる数字を残し、歴史的なシーズンを送った。
今季のMVP発表を受け、MLB公式サイトは「最も価値のあるMVP:全受賞者ランキング」のタイトルで特集記事を配信し、1931年以降のMVPを受賞した計187選手のランキングを発表した。
自身初のア・リーグMVPに輝いた2021年の大谷は14位にランクイン。同サイトは「オオタニのシーズンをこの文脈に当てはめるのは不可能に感じた。この順位は少し高く見えるかもしれないが、年月が経つにつれてその価値は高まるだろう」と前例のないシーズンを送った二刀流スターを称賛。
一方、日本人初の本塁打王を獲得し、メジャー史上初2度目の満票MVPを獲得した今季は19位だった。「オオタニのシーズンを他の選手のシーズンと比較するのは奇妙な感じがする。彼のような活躍をした選手はいないのだから」と評価しつつも、「この2度目の受賞は、彼が最終月にあまりプレーしなかったという理由で1度目の受賞より少し後の順位に置くことにする」と19位にランクインした理由に9月上旬に故障で離脱した影響を挙げて説明した。
2位には1968年のボブ・ギブソン氏(カージナルス)がランクイン。同氏はこの年、34試合に先発登板して22勝9敗、防御率1.12、13完封の驚異的な成績を残した。同サイトは「このシーズンの投手成績は永遠に評価されることになる」と最大限の評価をしていた。
そして、1位にはシーズン最多本塁打記録となる73本塁打、177四球を記録した2001年のバリー・ボンズ氏が輝いた。同サイトは「73本塁打は1位に選ぶには十分すぎる」と、トップに選出した理由に史上最多記録を達成したことを挙げた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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