浦和一筋12年の宇賀神、退団挨拶で誓う「次の夢は浦和レッズのGMになること」
サッカーキング2021年11月27日(土)18時36分
セレモニー後、サポーターの前で [写真]=J.LEAGUE
27日、浦和レッズを今季限りで退団する宇賀神友弥、槙野智章、トーマス・デンがリーグ戦のホーム最終戦となった清水エスパルス戦後に挨拶をした。
浦和の下部組織に6年間在籍し、流通経済大学を経て2010年から浦和一筋12年プレーしてきた宇賀神は、「まずはじめに、今日たくさんの人が埼玉スタジアムに足を運んでくれたと思いますが、僕がピッチを走る姿を見せることができず、本当に申し訳ありませんでした。最後まで、自分の実力不足を嘆き、情けない男だなと、本当に後悔しています」と、ベンチ外のため試合を欠場したことを冒頭で謝罪。しかし、「ただ、僕が浦和レッズの選手としてプレーした12年間、このピッチに立ち続けた、一度も手を抜くことなく戦い続けた姿は皆さんの目に焼き付けていただけたんじゃないかなと思います」と続け、これまでの激闘を誇った。
下部組織から一度はトップ昇格ができずに大学から浦和に戻ってきたキャリアを持つ。「プロサッカー選手となって12年間、そして浦和レッズのユニフォームを着て18年間が経ちました。12歳のときにはじめて浦和レッズのユニフォームに袖を通した日。プロサッカー選手になれなくて、もう一度浦和レッズに帰ってきて、この埼玉スタジアムのピッチに立った日を今でも昨日のことのように覚えています」と思い返し、「そして、浦和レッズに恩返しするために帰ってきた、そのためには僕はタイトルを取ることがすべてだと思って帰ってきました。その僕の取ったタイトルすべてが、この埼玉スタジアムのピッチです。優勝した時に必ずこの最高の浦和サポーターの皆さんが後押ししてくれました。本当に感謝しています。浦和レッズで、この最高の時間を過ごした埼玉スタジアムで、自分がもうプレーすることはないんだと思うと、本当に悲しい気持ちでいっぱいですが、皆さんとともに作った歴史、思い出は自分の心にずっと生き続けるんじゃないかなと思います」と振り返った。
その浦和のサポーターに対しては、「サポーターの皆さん、一言だけ言わせてください。本当によく衝突しましたね」と切り出すと、「それは本当に、お互いに浦和レッズを応援していたからなんだなと、このピッチに立って改めて感じています。何回も『ふざんけじゃねぇ』とか『ちゃんとルールを守って応援してくれよ』とか『なんでいつもそういうことばっかするんだよ』とか思っていましたけど、やっぱり思い返してみると、浦和レッズサポーターって最高だなと。『お前ら最高だよ』って本当に心から思っています」と、サポーターへの感謝の言葉を続けた。
今後の去就は未定だが、「僕にとって浦和レッズは家族です。埼玉スタジアムは僕の家です。僕の次の夢は浦和レッズのGMになることなので、必ず一回りも二回りも成長して、この浦和レッズに帰ってくることを約束します。それまでに必ずサポーターの皆さん、浦和レッズを愛する皆さんの力が必要になると思います。これからも浦和レッズのことを全力で後押ししてください。18年間、本当にありがとうございました」と、大きな夢を力強く公言し、挨拶を締めくくっている。
浦和の下部組織に6年間在籍し、流通経済大学を経て2010年から浦和一筋12年プレーしてきた宇賀神は、「まずはじめに、今日たくさんの人が埼玉スタジアムに足を運んでくれたと思いますが、僕がピッチを走る姿を見せることができず、本当に申し訳ありませんでした。最後まで、自分の実力不足を嘆き、情けない男だなと、本当に後悔しています」と、ベンチ外のため試合を欠場したことを冒頭で謝罪。しかし、「ただ、僕が浦和レッズの選手としてプレーした12年間、このピッチに立ち続けた、一度も手を抜くことなく戦い続けた姿は皆さんの目に焼き付けていただけたんじゃないかなと思います」と続け、これまでの激闘を誇った。
下部組織から一度はトップ昇格ができずに大学から浦和に戻ってきたキャリアを持つ。「プロサッカー選手となって12年間、そして浦和レッズのユニフォームを着て18年間が経ちました。12歳のときにはじめて浦和レッズのユニフォームに袖を通した日。プロサッカー選手になれなくて、もう一度浦和レッズに帰ってきて、この埼玉スタジアムのピッチに立った日を今でも昨日のことのように覚えています」と思い返し、「そして、浦和レッズに恩返しするために帰ってきた、そのためには僕はタイトルを取ることがすべてだと思って帰ってきました。その僕の取ったタイトルすべてが、この埼玉スタジアムのピッチです。優勝した時に必ずこの最高の浦和サポーターの皆さんが後押ししてくれました。本当に感謝しています。浦和レッズで、この最高の時間を過ごした埼玉スタジアムで、自分がもうプレーすることはないんだと思うと、本当に悲しい気持ちでいっぱいですが、皆さんとともに作った歴史、思い出は自分の心にずっと生き続けるんじゃないかなと思います」と振り返った。
その浦和のサポーターに対しては、「サポーターの皆さん、一言だけ言わせてください。本当によく衝突しましたね」と切り出すと、「それは本当に、お互いに浦和レッズを応援していたからなんだなと、このピッチに立って改めて感じています。何回も『ふざんけじゃねぇ』とか『ちゃんとルールを守って応援してくれよ』とか『なんでいつもそういうことばっかするんだよ』とか思っていましたけど、やっぱり思い返してみると、浦和レッズサポーターって最高だなと。『お前ら最高だよ』って本当に心から思っています」と、サポーターへの感謝の言葉を続けた。
今後の去就は未定だが、「僕にとって浦和レッズは家族です。埼玉スタジアムは僕の家です。僕の次の夢は浦和レッズのGMになることなので、必ず一回りも二回りも成長して、この浦和レッズに帰ってくることを約束します。それまでに必ずサポーターの皆さん、浦和レッズを愛する皆さんの力が必要になると思います。これからも浦和レッズのことを全力で後押ししてください。18年間、本当にありがとうございました」と、大きな夢を力強く公言し、挨拶を締めくくっている。
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