ロングスロー大炸裂の青森山田が準々決勝進出! 逆転勝利で帝京大可児を下す

2021年1月3日(日)16時2分 サッカーキング

青森山田は準々決勝進出を決めた [写真]=宮地輝

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 第99回全国高校サッカー選手権大会3回戦が3日に行われ、帝京大可児(岐阜)と青森山田(青森)が対戦した。

 7分、最初に試合の主導権を握ったのは帝京大可児。ペナルティエリアの右側でボールを受けた三品直哉は、ニアポストに向かって正確なシュートを放つ。ボールはそのままゴールに吸い込まれ、帝京大可児は優勝候補の青森山田を相手に貴重な先制点を挙げた。

 しかし、13分、青森山田も負けじと攻撃に出る。ピッチの左側からエリア内へと投げ込まれたロングスローに反応したのは藤原優大。ヘッド弾で放ったボールはファーポストへと吸い込まれ、青森山田は同点に追いついた。

 そして39分、再び青森山田がチャンスを演出。ロングスローから供給されたボールを受け、一度はシュートを放つもボールは弾かれる。しかし、そのこぼれ球を押し込んだのが松木玖生。青森山田は逆転ゴールを挙げ、スコアは2−1に。

 1点のリードで迎えた後半でも、やはり主導権を握るのは青森山田。60分、またもロングスローからエリア内へと投げ込まれたボールにいち早く反応したのは青森山田。エリア内でボールがバウンドする中、こぼれ球を押し込んだ秋元琉星が3点目をマークした。

 それでも帝京大可児も意地を見せる。62分、青森山田の隙を突いて大森涼が1点を返す。スコアは3−2と灼熱の展開へと発展した。

 しかし、青森山田が帝京大可児に最後のとどめを刺す。76分、PKを獲得した青森山田のキッカー、藤原優大が冷静にボールをゴールへと流し込む。帝京大可児は終了間際に2点ビハインドと苦しい状況になってしまった。

 試合はそのまま終了のホイッスルを迎え、青森山田が4−2で帝京大可児に勝利し、準々決勝進出を決めた。

【スコア】
帝京大可児 2−4  青森山田

【得点者】
1−0 7分 三品直哉(帝京大可児)
1−1 13分 藤原優大(青森山田)
1−2 39分 松木玖生(青森山田)
1−3 60分 秋元琉星(青森山田)
2−3 62分 大森涼(帝京大可児)
2−4 76分(PK) 藤原優大(青森山田)

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