16位低迷に憤ったサポーターが罵声も…セルヒオ・ラモスが一蹴「リスペクトを払い、もう黙っていろ!」
2024年1月5日(金)12時23分 サッカーキング
シーズン開幕から5カ月で2度の監督交代に踏み切るなど、不安定な戦いに終始するセビージャ。4日に本拠地『ラモン・サンチェス・ピスフアン』で行われたラ・リーガ第19節アスレティック・ビルバオ戦でも、0−2のスコア以上に完敗の有り様だった。これで、前半戦の成績は3勝7分9敗の16位。昨シーズンのヨーロッパリーグ王者であり、数シーズン前には3強喰いにも迫ったセビージャが低迷している。
そしてアスレティック・ビルバオ戦後には、このような現状を象徴する出来事が起きた。報道によると、スペイン版『DAZN』の試合後インタビューに応じていたセルヒオ・ラモスに対して、セビージャのサポーターが罵声を浴びせたとのこと。同選手も「少しはリスペクトを持ってくれ! 我々は話しているんだ。人々とエンブレムにリスペクトを払い、もう黙っていろ!」と応戦。ただ一方で、「何事も我慢しなければならない。これが現状であり、人々のフラストレーションは理解できる」とも語っている。
巻き返しを図りたいセビージャのラ・リーガ後半戦の初戦となる第20節は12日に行われ、アラベスと対戦する。