アストンマーティンF1で新たなスタートを切るベッテル「誇らしい気持ち。チームの成功に貢献したい」
2021年1月8日(金)10時9分 AUTOSPORT web

2021年にアストンマーティンF1チームへと移籍して新しいスタートを切るセバスチャン・ベッテルが、チームを成功に導きたいという強い思いを示した。
レーシングポイントF1チームは、2021年シーズンに向けてアストンマーティンへと名称を変更した。1月7日には、『アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム』としてF1にエントリーすることを発表、アメリカのIT企業コグニザントとのタイトルパートナー契約を明らかにした。
これに伴い、ベッテルがコメントを発表した。F1で4回タイトルを獲得した経験を持つベッテルは、2020年末でフェラーリを離脱、アストンマーティンF1チームとともに新たなキャリアをスタートさせる。
「アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチームとの仕事を開始するのが今から楽しみだ」とベッテルは言う。
「これからの数カ月の間にたくさんのことを発見することになるだろう。このチームにさらなる成功をもたらすための手助けをしようと固く決意している」
「開幕戦まではあっという間だと思う。そこで、この有名な名前があるべき場所に戻って来るのを見ることになる。この旅に参加することを誇りに思う」
チームメイトのランス・ストロールは、シーズン開幕に向けてチーム全員の士気がより一層高まっていると語った。
「アストンマーティンがF1に戻って来るというのはとても大きな出来事だ。その上、新たなタイトルスポンサー、コグニザントが加わる」とストロールは言う。
「ファクトリーにいると常に、活気とエネルギーがあふれているのを感じる。準備はできている。チームの皆が成功を求める強い気持ちを持っているんだ。シーズン開幕が待ちきれない思いだよ」