青森山田が4大会連続の決勝進出! 高川学園に“トルメンタ”を許さず完封勝利

2022年1月8日(土)16時11分 サッカーキング

高校サッカー準決勝で高川学園と青森山田が対戦した [写真]=野口岳彦

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 8日、第100回全国高校サッカー選手権大会・準決勝が行われ、高川学園(山口)と青森山田(青森)が対戦した。

 山口県勢として初の決勝進出に挑む高川学園と4大会連続の決勝進出を目指す青森山田の一戦は、開始3分で試合が動く。青森山田が敵陣中央左サイドでFKを獲得すると、キッカーはMF藤森颯太。ゴール前へ右足で柔らかなボールが蹴り込まれ、これにFW名須川真光がバックヘッドでゴールへと流し込んだ。開始早々に青森山田が先制する。

 勢いに乗る青森山田は、26分にも追加点を挙げる。左CKから藤森が右足でゴール前へ送ったボールを、フリーとなったDF丸山大和がヘディングシュートをゴールへ突き刺した。再びセットプレーから青森山田がゴールネットを揺らし、前半は0−2のスコアで終了する。

 迎えた後半、次にゴールネットを揺らしたのも青森山田だった。敵陣深く右サイドでボールを拾ったMF松木玖生が鋭いドリブルで中央へ切れ込むと、ペナルティエリア右の角度のないところから左足でシュートを決めた。

 攻撃の手を緩めない青森山田は68分、敵陣右サイドへ抜け出した藤森が右足でクロスを供給。これに途中出場のFW小湊絆がダイレクトで合わせ、4点目を記録した。さらに85分、青森山田は左CKから丸山がこの日2点目となるヘディングシュート。そして89分には、高い位置でボールを奪いMF田中栄勢がゴールネットを揺らした。

 反撃を見せたい高川学園だが、今大会で話題となった選手が輪を作る“トルメンタ”のCKも見せられず。結局試合は0−6で終了のホイッスルを迎えた。

 勝利した青森山田は、4大会連続となる決勝進出を手にした。10日に大津(熊本)との決勝戦を迎える。

【スコア】
高川学園 0−6 青森山田

【得点者】
0−1 3分 名須川真光(青森山田)
0−2 26分 丸山大和(青森山田)
0−3 57分 松木玖生(青森山田)
0−4 68分 小湊絆(青森山田)
0−5 85分 丸山大和(青森山田)
0−6 89分 田中栄勢(青森山田)

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