恒例の和歌山ダートトレーニングで津田兄弟、渥美、井手など近畿ライダーがキックオフ/全日本ロード

2024年1月9日(火)9時39分 AUTOSPORT web

 全日本ロードレース選手権JSB1000クラスで活躍中の津田拓也が主催する和歌山ダートトレーニングが今年も1月6日(土)・7日(日)に行われ近畿圏のライダーが参加。来る2024年シーズンに向けて始動した。


 参加したのは、津田拓也を始め渥美心、井手翔太、鈴木大空翔、津田一磨、豊田哲慎、津田雄飛という面々。豊田は今シーズンより全日本ロードJ-GP3クラスに参戦。津田雄飛は、津田拓也の息子で昨年はMFJカップJP250にフル参戦した中学1年生だ。


 昨年、ST1000からJSB10000にスイッチしランキング6位。鈴鹿8耐でも4位入賞とチームを牽引した津田拓也は「昨年はライバルと良いレースができたので、とても手応えを感じる1年となりました。さらに力をつけるために、今年もトップクラスのライダー達と意見を交換しながら和歌山ダートトレーニングを行う事ができました。若いライダーには自分が教える事もありますが、自分自身も気付かされる事も多くいい刺激となりました。今シーズンの体制は近々発表予定ですが、昨年よりパワーアップして戦えるように準備をしていきます」とオートレース宇部 Racing Teamでの3年目のシーズンで、さらなる飛躍を目指す。


 ST600クラスのトップライダーとして成長した井手は「今シーズンの体制はまだ発表できませんが、挑戦の年になると思っているので、開幕戦に向けて準備はすでに進めています。昨年はST600で2勝、ランキング3位と成長を感じたシーズンでしたが、自分自身に納得いかない事も多かったので、このオフシーズンは自分に足りない物をしっかり考えて強くなれるようトレーニングに励んでいます。開幕戦からベストなコンディションで走れるよう頑張ります!」と2年連続開幕ダッシュを狙っている。


 ST600クラスで4年目となる鈴木は「今シーズンも昨年に引き続きBATTLE FACTORYからST600に参戦します。昨年は思うような結果を出すことができず、悔しいシーズンとなりましたが、今シーズンは表彰台争いができるよう、このオフシーズンはトレーニングに励みます。開幕戦からしっかり走れるように頑張ります」とコメント。


 昨年、マシンをヤマハにスイッチした津田一磨は「この度の能登半島地震にて被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。“自分に何ができるのか”を考えながらも、まずは自分がやるべき事に全力で取り組んでいきます。今年は去年以上に結果にこだわり、チーム全員で毎戦毎戦全力を出し切り挑みます。2024年もご声援の程どうぞよろしくお願いいたします」と決意を語った。


 そしてFIM世界耐久選手権(EWC)に主軸を置くようになり3年目となる渥美は「今シーズンはFIM世界耐久選手権(EWC)で良い成績を残せるよう、どんな状況でも強い走りができるよう準備しています。その一環として、今年も年始の合同ダートトレーニングに参加させていただきました。年間通して津田選手が主導のもと、複数のライダーが合同でトレーニングをしており、そこに成長著しいヤングライダーも加わることで関西のライダーのスキルが底上げされています。僕自身はもちろん、一緒に高め合っているライダーたちもそれぞれの舞台で全力を尽くしてレースを戦うので、今シーズンも応援よろしくお願いします!」とコメント。昨年は、スポット参戦した全日本ロードでも存在感のある走りを見せただけに、EWCでの活躍も期待が高まるところだ。

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