精巣がんを克服したFWハラー、ついにドルトムントでの実践デビューを飾る!

2023年1月11日(水)11時17分 サッカーキング

戦線復帰したハラー(左)とテルジッチ監督(右) [写真]=Getty Images

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 ドルトムントは10日にデュッセルドルフとのトレーニングマッチを行い、精巣腫瘍の治療から復帰したコートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーが新天地での初出場を飾った。

 現在28歳のハラーは今年7月6日、最大3450万ユーロ(約51億円)の移籍金でアヤックスからドルトムントへと完全移籍。しかし、同月18日に悪性の精巣腫瘍が判明し、同月末に手術を受けていた。化学療法を続けるなか、その後の11月には追加で手術を受け、ピッチへの復帰は再び延期に。それでも今月2日、闘病生活を乗り越えたハラーはチームのトレーニングに合流し、ドルトムントデビューに向けて汗を流す姿を見せていた。

 そして10日に行われたトレーニングマッチで、背番号「9」を背負ったストライカーは74分から途中出場でピッチに立ち、ついに新天地ドルトムントでの実践デビュー。ピッチに立った瞬間、会場のファンや関係者からは大きな拍手が送られた。順調にコンディションを上げているものと見られるハラーは、ブンデスリーガ再開初戦となる22日のアウクスブルク戦で、ドルトムントでの公式戦デビューを飾ることが期待される。

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