「チェルシーでは素晴らしい時間を…」古巣戦で“恩返し弾”を決めたウィリアン「特別な夜だ」

2023年1月13日(金)19時45分 サッカーキング

チェルシー相手に先制点を決めたウィリアン [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第7節延期分が12日に行われ、フルアムが2−1でチェルシーを下した。試合後、フルアムに所属している元ブラジル代表FWウィリアンがコメントを残した。フルアムのクラブ公式HPがインタビューの様子を伝えている。

 FAカップも含めた公式戦で4連勝を達成しているフルアムは、直近のプレミアリーグでわずか1勝(3分け4敗)と苦しむチェルシーとの一戦に臨んだ。勢いに乗るフルアムは25分、ウィリアンのシュートが相手に当たってゴールに吸い込まれ、先制に成功する。後半立ち上がりにはセネガル代表DFカリドゥ・クリバリのゴールで同点に追いつかれたものの、73分にブラジル人FWカルロス・ヴィニシウスがヘディングシュートを沈め、2−1で白星を飾った。

 試合後、ウィリアンは「素晴らしい夜だった。僕にとって、そしてクラブにかかわる全ての人々にとって特別な試合になったと思う。今日は僕らが勝利に値するパフォーマンスを発揮できた。僕らの個性を発揮し、ボールを持っている時にやりたいことを表現できた」と話し、勝利を喜んだ。

 2013−14シーズンから7シーズンに渡って在籍していた古巣のチェルシーが相手ということもあって、ウィリアンは先制ゴール後のセレブレーションは行わなかった。古巣について聞かれると、「僕は7年間もの間チェルシーでプレーしていた。素晴らしい時間を過ごし、今でもクラブやファンの皆には敬意を払っている。だが、今の僕はフルアムの選手だ。常にフルアムのためにベストを尽くそうと思っている」と話した。

 フルアムがプレミアリーグでチェルシーに勝利するのは、2005−2006シーズン以来17シーズンぶりのこととなった。ウィリアンは「そんなに勝てていないことは知らなかった」と正直に明かしつつ「なおさら、ファンの皆にとっては特別な夜になったんじゃないかな」とコメント。プレミアリーグに限定すると4連勝を飾ったフルアムは、この勝利で暫定6位に浮上した。ウィリアンは「このパフォーマンスを続け、目の前の1試合1試合を大切に戦いたい。そうすれば、シーズンが終わる頃には良い順位にいられるはずだ」と今後に向けて意気込んだ。

サッカーキング

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