ミラン、今冬のラッシュフォード獲得へ本腰か…マンUはレンタル放出に前向き?

2025年1月14日(火)14時44分 サッカーキング

マンU退団が噂されているラッシュフォード [写真]=Getty Images

 ミランがマンチェスター・ユナイテッド所属のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの獲得に乗り出すようだ。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在27歳のラッシュフォードはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2016年2月に18歳でトップチームデビューを飾り、ここまで公式戦通算426試合で138ゴール63アシストをマークしている。ルベン・アモリム監督の下でも公式戦6試合に出場し3ゴールを挙げているが、昨年12月中旬に開催されたマンチェスター・シティ戦では「トレーニングでのパフォーマンスや試合でのパフォーマンス、日常生活での振る舞い、チームメイトとの関係性が重要」との理由からメンバー外に。以降はベンチに座る試合こそあったものの、現在に至るまで1分たりともピッチに立っていない。

 こうした状況から、今冬のマンチェスター・ユナイテッド退団の可能性が盛んに報じられているラッシュフォード。ドルトムントやトッテナム、バルセロナなどからの関心も噂されるなか、現在ミランが獲得に向けた動きを強めているという。同クラブはラッシュフォードの代理人とすでに接触しており、今冬の獲得に向けた準備を整えているとのこと。『スカイスポーツ』は、近日中に正式なアプローチが行われる見込みと伝えている。

 マンチェスター・ユナイテッドも今冬のレンタル放出には前向きな模様。レンタル期間中の給与の一部、または大部分を支払う準備もあるようだ。また、ラッシュフォードに対してはドルトムントも関心を寄せ続けており、今冬の移籍市場におけるミランの有力なライバルになると報じられている。

 なお、ミランはマンチェスター・シティ所属のイングランド代表DFカイル・ウォーカーの獲得も検討中。しかしながら、セリエAのEU圏外選手の登録に関する規定から、ミランが今冬に獲得できるのはラッシュフォードとウォーカーのいずれかのみであると『ガゼッタ・デロ・スポルト』は指摘している。

 先日にはミランのアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏がラッシュフォードについて「マーカスは以前よりもずっと成熟しており、真のリーダーのような存在になっている。プレー面だけでなく、その姿勢や精神面でも大きな成長を遂げた。以前はその才能を見せていたが、今ではより男らしく、責任を背負う選手になった」と言及。果たして、ミランは“レジェンド”がその能力を高く評価するラッシュフォードを今冬に獲得することになるのだろうか。

サッカーキング

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