サラーと契約延長のリバプール、ブレントフォードFWムベウモに依然興味？

　リバプール（イングランド1部）は20日に行われたプレミアリーグ第33節でレスター・シティ（同1部）と対戦。攻め続けながらもなかなかゴールが奪えなかったリバプールだが、76分に復帰したばかりのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドが決勝ゴールを記録して1-0で勝利を収めた。

　5シーズンぶりのプレミアリーグ制覇まであと1勝としたリバプールはこの試合で決勝ゴールを記録したアレクサンダー＝アーノルドが今夏で契約満了に。その一方で、今季限りで契約満了予定だった攻撃の核であるエジプト代表FWモハメド・サラーと守備の要であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとは契約延長に成功している。

　イギリス『サン』によれば、リバプールはサラーとの契約延長に漕ぎつけたものの、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスに退団の可能性が浮上していることから依然としてブレントフォード（イングランド1部）に所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ（25）の獲得に興味を持っているという。

　すでにリバプールはムベウモの獲得に向けてすでにスカウトを派遣しているとのこと。アーセナル（イングランド1部）とニューカッスル・ユナイテッド（同1部）からの注目を浴びている同選手に関してブレントフォードは移籍金5000万ポンド（約94億2,000万円）を求めているようだ。

　世代別ではフランス代表としてプレーしながらも、A代表ではカメルーン代表を選択したムベウモは、2019年夏にブレントフォードへ移籍。クラブの1部昇格に貢献すると、強靭なフィジカルと驚異的なスピードを武器に今季はここまでプレミアリーグ33試合で18ゴール6アシストを記録している。