やっぱり本物!巨人のドラ1ルーキー・浅野翔吾の真の敵はメディアか

2023年1月20日(金)11時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 噂に違わぬ実力の持ち主であることは、疑いようがありません。

 巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(18・高松商業)の評判が日に日に高まっています。現在はジャイアンツ球場で行われている新人合同自主トレに臨み、そのスイングスピードを見た首脳陣や報道陣からは、あらためて惚れ直したとの声が相次いでいます。

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 スポーツ紙のデスクが言います。

 「巨人にとって、浅野は救世主でしょう。昨年は借金4の4位とBクラスに沈んだ原巨人ですが、ドラフト会議で浅野を引き当てたことで、チームのムードが一気に明るくなりました(笑)。高卒というと素材型がほとんどですが、浅野はかなり完成されている。早い段階での一軍昇格も、十分あり得るでしょう」

 そんな浅野にとって、警戒すべき相手は…セ・リーグの好投手ではなく、まずはメディアだと言うのです。

 前述のデスクが言います。

 「12球団のルーキーの中でも、巨人のドラ1は別格というのが我々の共通認識です。しかし、近年は抽選負けの影響もあって、甲子園のスターがドラ1に来なかった。その意味では2014年の岡本和真以来の盛り上がりです。その分、プレッシャーに負けてしまう例も多々ある。メディアとの付き合い方をどうしていくのかも、プロとして大切なことです」

 成功例は松井秀喜さんでしょう。

 「松井の性格もあったと思いますが、番記者は与党メディア、野党メディアを問わず、みんなゴジラが大好きでした。松井もまたスポーツメディアを愛していたし、お互いがいい関係で切磋琢磨できたと思います。与党紙のスポーツ報知がストイックな姿勢を報じる一方、東スポがAV好きにスポットを当てたりとか(笑)。しかも基本的に『何を書いてもOK』なので、自然と『応援していこう』という空気になったわけです」(前述のデスク)

 一方で、金の卵がメディアに潰されてしまった例も過去にはあるというのです。巨人担当の経験がある記者は、こう証言します。

 「初のキャンプでは、これまで経験したことのないほど多数の報道陣がそのパフォーマンスに注目します。高校野球を引退してから半年近く経って、いきなりプロのメニューをこなす中で、一番怖いのがケガ。でも、期待されているので言えず、症状がさらに悪化した例も、過去にはありました。メディアから『調子はどうですか?』と聞かれて『ケガしました』と言えるルーキーはいないでしょうから」

 そして、こう続けるのです。

 「少しでも痛みを感じたら、コーチやマネジャー、担当スカウトなど身近な大人にすぐ報告することが必要です。確かに各球団のルーキーが奮闘する中、『ドラ1の〇〇がリタイア』というのはかっこよくないけど、いくらキャンプやオープン戦で活躍しても給料は1円も上がらない。一軍で活躍してナンボですから」

 そして怖〜いSNS時代、LINEのスクショ流出には、くれぐれも気をつけて下さいね!

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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