阿部慎之助新監督の構想は? 激戦区のセンターには2年目の浅野翔吾を抜擢!【勝手に妄想開幕オーダー|巨人編】

2024年1月1日(月)11時0分 ココカラネクスト

原前監督からのバトンを受け、阿部監督の下で新たに船出を切る巨人。そのなかでいかなるオーダーが組まれるかを予想する。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 今シーズンのプロ野球開幕は3月29日。球春到来はまだ先だが、新年らしく“妄想”開幕オーダーを考えてみたいと思う。今回は巨人編だ。

 昨季はBクラスに終わり、4年ぶりのリーグ制覇は最重要課題と言えよう。新たに阿部慎之助監督が就任した今季は、投手陣の補強を中心に進めている。ここは捕手出身監督“らしさ”といったところ。野手陣も選手間の移動が多く、これまでとは少し違う巨人の形が見られるかもしれない。

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 開幕戦の相手は昨季の覇者である阪神。未発表だがおそらく本拠地・東京ドームでの開催になる。順当に考えると、相手は村上頌樹、もしくは伊藤将司が先発となる。そうした相手を想定しつつ、考えたオーダーは以下の通りだ。

■巨人・妄想開幕オーダー
(中)浅野翔吾
(遊)門脇誠
(三)坂本勇人
(一)岡本和真
(捕)大城卓三
(左)秋広優人
(右)丸佳浩
(二)吉川尚輝
(投)戸郷翔征

 阿部監督は12月末の時点で「一塁・岡本和真」「三塁・坂本勇人」「遊撃・門脇誠」の固定を明言。そして、戸郷翔征の開幕投手も公表済みだ。必然的にこの妄想開幕オーダーでもメンバー入りとなる。

「捕手・大城卓三」と「二塁・吉川尚輝」も昨季までの実績を見れば、ほぼ確定。内野を中心に守りをしっかり固めていく形である。万が一内野陣にアクシデントがあった場合は、中山礼都やドラフト4位・泉口友汰を筆頭に、若手がポジションを埋めていくと予想される。

 外野陣は「左翼・秋広優人」「右翼・丸佳浩」を基本線として、中堅は激戦区になりそう。ここは2年目を迎える浅野翔吾を抜擢したい。

 浅野はルーキーイヤーの昨季に、24試合で2本塁打を放ち、持ち前のパンチ力がプロでも通用することを証明。シーズン終盤には1番での出場も度々あり、思い切って開幕の「1番・センター」を託す価値はあるのではないか。浅野、門脇と続く上位打線はフレッシュ感に溢れており、新監督の船出にふさわしい。

 そのほか、開幕センター候補には浅野と同じ2年目の萩尾匡也、ドラフト3位の佐々木俊輔も挙げられる。

 萩尾は昨季、一軍では打率.063とさっぱりだったものの、二軍では規定打席に到達。打率.283、7本塁打、OPS.781と結果を残している。打力を武器にのし上がれるか。

 佐々木は帝京高〜東洋大〜日立製作所とアマチュアの名門を渡り歩いた即戦力外野手。浅野、萩尾と異なり、左打者なのも区別化できる特徴だ。仮に阪神が村上を開幕投手に据えた場合、いきなりの大学先輩・後輩対決となる。

 この3人に加え、重信慎之介、オコエ瑠偉、松原聖弥の中堅勢、ベテラン・梶谷隆幸らも黙っていない。改めて、巨人の開幕スタメン争いはセンターを中心とした外野陣に注目していこう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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