巨人・阿部監督 負傷交代の岡本は「多分ダメだね」と長期離脱覚悟 阪神戦連敗記録には「申し訳ない」
2025年5月6日(火)21時55分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—7阪神(2025年5月6日 東京D)
巨人は同率首位だった阪神に連夜の惨敗を喫して2連敗。貯金が3に減り、4月29日以来1週間ぶりの2位に転落した。
今季の阪神戦はこれで1勝7敗と大きく負け越し。本拠・東京ドームでの阪神戦は球団初の開幕5戦5敗で、阪神戦に開幕から3カード連続で負け越すのは2008年以来17年ぶりの屈辱となった。
初回に主砲の岡本和真内野手(28)が打者走者の中野と一塁ベース上で交錯し、左肘を痛めて負傷交代。阿部慎之助監督(46)は左肘の筋損傷と診断された岡本の長期離脱を示唆し、残った選手でチーム一丸となって戦うことを誓った。
阿部監督との主なやりとりは以下の通り。
——岡本にアクシデント。
「そうだね。ちょっと長期離脱になりかねないかなあという感じかな。多分ダメだね」
——肩ですか?肘ですか?
「肘」
——病院へは?
「行って、検査はもう終わってます。時間はかかるだろうという診断だったみたいなんで」
——その動揺で序盤に…。
「その動揺か分かんないですけどね。なんかヨーイドンで精神的に負けちゃってたのかな。いきなり3ボールから。メンタル的な部分はどうだったのかなっていうのは見ていて思いましたけどね」
——みんなで。
「いるメンバーで何とかやるしかないし、奮起させるようにこちら側がみんなに声がけしたいなと思います」
——阪神戦。
「そうだね。不名誉な、なんか記録みたいで。指揮取っているのは僕なんで、申し訳ないなという気持ちでいっぱいです」
——まずは明日。
「そうだね。とにかくまだまだ先長いですし、明日もし負けたとしてもシーズン終わるわけじゃないので前向きにやっていきたいなと思います」
▼岡本 一日でも早く戻れるように頑張ります。