【巨人】山崎伊織「いつも通り投げることが大事」5勝目も開幕からの無失点イニングは36回でストップ

2025年5月7日(水)23時6分 スポーツ報知

8回を抑えた大勢を迎える山崎伊織(カメラ・小林 泰斗)

◆JERA セ・リーグ 巨人6—4阪神(7日・東京ドーム)

 巨人の山崎伊織投手が阪神戦に先発して、5回97球を投げて6安打4失点(自責2)、4Kで今季5勝目を挙げた。

 試合前の時点で開幕から35イニング連続無失点の右腕は、初回に先頭・近本を150キロ直球で空振り三振に仕留めるなど無失点。

 しかし2—0の2回に大山の右翼線際への二塁打などで1死一、二塁。小幡の二ゴロを二塁手・吉川が好捕したが、二塁への送球がそれた。その間に二塁走者がホームイン。タイムリーエラーとなって、開幕から続いていた連続無失点イニングは36イニングでストップ。1939年高橋敏(阪急)が持つ開幕から38回1/3連続無失点のプロ野球記録更新とはならなかった。

 さらに1点リードの3回にはこの回の先頭・中野に自身のグラブをはじく中前安打を許すと、続く森下の左中間への二塁打を中堅手・ヘルナンデスがはじき、その間に走者が生還。同点に追いつかれた。

 4回は3者凡退。4回の攻撃では、勝ち越しを決めて2死一、二塁で門別から自ら左前安打を放ち、一挙4得点に貢献した。

 しかし、6—2の5回1死一塁。森下に151キロ直球を左翼席へ運ばれる2ランを浴びて、今季初の自責がついた。6回からは2番手・中川がマウンドに上がり、山崎は降板となった。

 山崎は試合後、「みんなに点をとってもらったんですけど、ホームランで点を取られて接戦になってしまった。ホームランがあかん場面やったんですけど」と反省。それでも味方の失策で無失点イニングが途切れても冷静な投球で試合をつくり「普段通り、いつも通り投げることが大事やと思うので(2回は)1点でしのいだから、何とか試合を進めていけたかなと思います」と振り返った。

 チームは4番・岡本が不在。「いつも助けてもらってばっかりなので少しでもピッチャーで勝てる試合がつくれるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

スポーツ報知

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