巨人のスーパールーキー・浅野翔吾に早くも指摘された「弱点」とは

2023年2月10日(金)11時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 巨人のドラフト1位・ルーキー・浅野翔吾外野手(18=高松商)が11日に行われる紅白戦で実戦デビューする。

 高校通算68本塁打のスラッガーがいよいよベールを脱ぐことになる。キャンプは二軍スタートとなった話題のドラ1ルーキーをめぐっては今後のチームの育成方針も含め、早くも球界内から様々な意見が出ている。

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 現役時代に大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は8日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。その中で巨人・大久保博元打撃チーフコーチと対談、同コーチが浅野について言及する場面があった。

 原辰徳監督はよく浅野について「スーパーボールのよう」と全身バネのようだとし、フレッシュさを表現しているが、大久保コーチいわく「僕はイノシシの子どもみたいに見えた」と力強さを感じたという。

 一方で気になる点としては「体幹が弱いんですよ」とした。バッティングで鍵を握る体幹が現時点では弱いことがチーム内で把握されているという。よく野球選手も口にする「体幹強化」。ここがしっかりしないと故障にも繋がりかねないとあって、「強化ポイント」にあがっている。

 ただ高木氏は浅野の打撃に関して「バッドのヘッドの走りは良いよね」と評価。大久保コーチも同様の見解を示した。

 ドラフト1位ルーキーの浅野に関しては原監督もまずはプロの世界に慣れることが大事として、じっくり育成する方針を示しており、あせらせるつもりはないと繰り返し語っている。

 大久保コーチもかつて浅野の育成法に関して「プロ野球はショービジネスだから。あの子が一軍で勝つためのプレー、ショーとして成り立つプレーができるまではファームがいいんですよ」と話していた。

 初実戦に臨む浅野は「走攻守すべてに自信はあるので、打てなくても守備と走塁。走れなくても守備と攻撃と。1つでもアピールできればいいかなと思います」と腕をぶす。注目の一日となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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