侍・井端監督が3月に新戦力発掘へ プレミア12出場選手には「声をかけていない。それ以外でいい選手を見られたら」
2025年1月27日(月)6時10分 スポーツ報知
イベントに参加した井端弘和監督(カメラ・長井 毅)
侍ジャパン・井端弘和監督(49)が26日、3月5、6日の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025 日本VSオランダ」(京セラD)で新戦力の発掘を行う方針を示した。富山市内で野球振興イベントに参加した指揮官は、昨年のプレミア12に出場した選手の選考について「声をかけていない。それ以外でいい選手を見られたら」と説明。疲労などを考慮し戸郷、大勢(巨人)らは招集せず、若手有望株などの台頭に期待を寄せた。
プレミア12の決勝戦で台湾に敗れた後、コーチ陣と補強ポイントを話し合い、選考材料にした。指揮官は「国際試合を経験していない選手というのは半分以上いる。大抜てきもありますし、考えての人選です」と“サプライズ”も示唆した。
2月には沖縄、宮崎でNPB12球団のキャンプ地を訪れ、3月はメジャーのキャンプ視察も行う予定。連覇を目指す26年3月のWBCを見据え、抜かりなく準備を進める。(長井 毅)