大谷翔平が全英語のスピーチで語った“感謝” 記者、古巣、代理人、通訳、そしてファンに繰り返した「ありがとう」

2024年1月28日(日)12時26分 ココカラネクスト

見慣れないスーツ姿で挨拶を行った大谷。(C)Getty Images

 流暢な英語での爽やかな挨拶だった。

 現地時間1月27日、昨シーズンにエンゼルスで、アメリカン・リーグの年間最優秀選手(MVP)に輝いた大谷翔平(現ドジャース)は、全米野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部が主催する夕食会に出席。全て英語による2分6秒のスピーチを披露した。

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 出席した関係者、ファンら約600人からも拍手喝采となった。元アストロズ指揮官で、大谷をこよなく愛するダスティー・ベイカー氏から「彼(大谷)はただ才能があるだけでなく、イケメンだ」と紹介されて壇上に上がった大谷は、日本語抜きのスピーチで、こう切り出した。

「優しいお言葉とご紹介をありがとうございました。BBWAA、こんなに素晴らしい夜を主催していただき、ありがとうございます。いつも我々を歓迎していただき、ありがとうございます。

 私に投票してくださった全ての記者の皆様、ありがとうございます。非常に栄えある賞で、この賞をいただけて本当に光栄です。そのことから、私に投票してくださった全ての方々に深く感謝しています。受賞した皆様、おめでとうございます。皆様の今季について、そして、ご出席の皆様のキャリアを祝福します」

 周囲へ「ありがとうございます」と繰り返した大谷は続けざまに「そしてエンゼルス、フロント陣から全スタッフまで、この6年間ありがとうございました。みなさんのサポート、そして私がとても情熱を注いでいるこのゲーム(野球)をする機会をいただけたことには、常に感謝していました」と古巣への愛情を吐露。そのうえで、新たな挑戦への意気込みを口にした。

「ドジャース。私を信じてくださり、ありがとうございます。私は、キャリアの次のステージを楽しみにしています。世界中のファンのみなさん、私だけでなくMLBを応援してくださり、ありがとうございます。私たちはみなさんに感謝していますし、ありがたく思っています。自分が今のようなプレーをする努力ができているのは、日本の国が、絶えず、日々私を熱心に応援してくださっているおかげです」

 そして、最後に「私を支えてくれている陣営、筆頭は代理人のネズ・バレロですが、彼の妻も今日同席してくれています。CAAのサポートに感謝します。そして、もちろんイッペイ・ミズハラ、いつも支えてくれて、ありがとうございます。そして最後になりましたが、家族と友人のみなさん、感謝しています」と挨拶。清楚なスーツに身を包んだ大谷は終始、自身を支えてくれている人々への“感謝”を語り続けた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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