元鹿島FWエレケの新天地が決定…半年間の無所属を経て欧州に復帰　アルバニア1部クラブへ加入

　元鹿島アントラーズのナイジェリア人FWブレッシング・エレケがアルバニア1部リーグのFKパルティザニ・ティラナへ加入することが現地時間25日に発表された。

　現在28歳のエレケは、2014年にNDゴリツァ（スロベニア）でプロキャリアをスタート。NKオリンピア・リュブリャナ（スロベニア）やルツェルン（スイス）、ベールスホット（ベルギー）、ゲンチレルビルリイ（トルコ）などでプレーした後、2022年8月にレネ・ヴァイラー監督が率いる鹿島へと加入した。しかし、ルツェルン在籍時に指導を受けていた同監督が加入早々に解任されたこともあり、初年度の出場はわずか4試合のみ。2年目の2023シーズンも2試合のみの出場にとどまり、同シーズン限りでクラブを去った。

　鹿島退団後、2024年3月にタジキスタン1部のイスティクロル・ドゥシャンベに加入したエレケは、10試合の出場で6ゴール1アシストを記録。しかし、同年7月限りで退団し、以降は無所属の状態が続いていた。

　約半年間のブランクを経て、今冬の移籍市場でエレケの新天地が決定。今月25日にカテゴリア・スペリオレ（アルバニア1部リーグ）のパルティザニ・ティラナへ加入することが発表された。同クラブは17度のリーグ制覇、15度の国内カップ戦優勝を誇り、2024−25シーズンはリーグ戦22試合終了時点で首位と勝ち点1差の2位につけている。

　なお、パルティザニ・ティラナのクラブアドバイザーは、かつて鹿島に所属したことのある元ブラジル代表FWベベット氏が務めている。


【ハイライト動画】FWエレケが鹿島在籍時に記録した唯一のゴール