イラク代表がゴールパフォ→2枚目イエロー→逆転負け “まさかの退場劇”に米メディアが驚き「11対11なら結果は大きく変わっていただろう」

2024年1月30日(火)17時59分 ココカラネクスト

フセインの長いゴールパフォーマンスにファガーニ主審は躊躇なくカードを提示した(C)Getty Images

 まさかの“退場劇”に米メディアも驚きを隠せないようだ。

 現地1月29日、カタール・ドーハで開催中のアジアカップは、決勝トーナメント1回戦を実施。グループE3位のヨルダンが、グループD1位のイラクに3-2で競り勝ち、ベスト8進出を決めたが、この試合では、得点ランキング1位のイラク代表FWアイメン・フセインが逆転ゴール直後に退場処分を受け、物議を醸している。

【動画】イラクのフセインが逆転ゴールを挙げるも、セレブレーションで二枚目の警告を受け退場になった衝撃のシーン

 1-1の76分、クロスのこぼれ球を冷静に沈めたフセインは、これで今大会6ゴール目。看板を乗り越え、観客席の前で喜びを爆発させると、今度はピッチに座り込み、芝を食べるようなパフォーマンスを見せた。しかし次の瞬間、2枚目のイエローカードで退場処分に……。数的不利となったイラクは、後半ATに2点を奪われ、2-3で逆転負けした。

 試合後、米放送局『ESPN』は、「これがどのように“スポーツマンらしくない行為”なのか」と反応。「(ヨルダンの)アル・ナイマットが前半に行ったのとまったく同じセレブレーションを披露した」と前半ATにヨルダン代表も同じようなパフォーマンスを見せていた点に触れ、「ヨルダンへの反撃として見なすのは簡単だが、それは解釈次第」「誰も気分を害しているようには見えなかった」と振り返っている。

 また、この判定を下したイラン出身のアリレザ・ファガーニ主審に関しては、「アジア最高の審判の一人として知られている」と紹介しつつ、「イエローカードを出したとき、フセインと他のイラク代表選手たちが信じられないような表情を浮かべたのも無理はない」と指摘。「11対11なら結果は大きく変わっていただろう」と分析していた。

 なお、逆転勝利を掴んだヨルダンは、3大会ぶりの8強入り。現地2月2日の準々決勝では、タジキスタンと対戦予定だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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