ヤ軍オーナー、ド軍のオフの超積極補強に”真似できない”と完敗もチクリ、「報われるか、どうかはこれから」

2025年1月30日(木)6時20分 ココカラネクスト

ヤンキースのスタインブレナーオーナーがド軍の補強に言及した(C)Getty Images

 ドジャースがまたも補強を果たした。レンジャーズからFAとなっていた救援右腕のカービー・イエーツと契約合意に至ったことが報じられた。

 イエーツは37歳ながら、昨季はレンジャーズで61試合に登板、防御率1.17、33セーブと安定したパフォーマンスを示した。

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 昨季、4シーズンぶりの世界一を達成したドジャースはオフに入っても補強の手をゆるめない。

 先発陣ではサイ・ヤング賞2度のブレイク・スネル、日本からは多くの球団との争奪戦となった佐々木朗希を獲得。さらに救援左腕のタナー・スコットにも手を伸ばした。

 野手陣では去就が注目されていたテオスカー・ヘルナンデスとの再契約にも成功。なりふり構わぬ補強ぶりには他球団からも「悪の帝国」と呼ばれるほど。

 このド軍の積極補強ぶりに他球団オーナーも反応している。

 『New York Post』はヤンキースのオーナー、ハル・スタインブレナーがNYの地元局『YES Network』のインタビューに応じた内容を掲載。

 その中で同オーナーは「私たちほとんどのオーナーが彼ら(ドジャース)がやっているような支出をすることは難しい」と"完敗"を認めた上で、それでも百戦錬磨とされる同オーナーはこう、付け加えることも忘れなかったという。

 「ただ、それが報われるか、どうかはこれから」「彼らがうまくいくには怪我の少ないシーズンを送らなければならない」とした上で、「シーズンは長い。ポストシーズンに突入すればどんなことも、起こりうる」と不気味な予告も。

 実際、昨年のド軍は故障者が続出、打線オーダーの形成に苦しむ時期や、またポストシーズンにおいてもブルペンデーでしのぐ日があったりなど厳しい日々が続いた。

 そういった反省を生かしてオフの巨大補強で磐石な姿勢を固めているが、シーズンが始まれば、何が起こるか、分からないというのだ。

 ただでさえ、佐々木入団の経緯をめぐって、他球団からは包囲網も予想される。

 ヤ軍も今オフは、フアン・ソトの流出を招く事態もあったが、カブスとのトレードで19年MVPのコディ・ベリンジャー、カージナルスからFAになったポール・ゴールドシュミットらを獲得。同オーナーも「1年前の今日よりもいいチームになっている」と自信を深めている。

 積極補強に打ち出たドジャースが果たしてトップでゴールテープを切れるのか。2025シーズンの戦いぶりも大きく注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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